たとえば、こんな年齢、こんな職業、こんな雰囲気の人が富岡市に移住したら・・・
どこで買い物をして、どこで遊んで、どんな暮らしをするのかな?
そんな空想を、日記風の記事にしてみました。
今回は、第1話の主人公が再登場!
彼女はあれからどんな生活をしているのでしょうか・・・?
※この日記の登場人物・ストーリーはフィクションです。
第1話はこちら↓
【主人公プロフィール】
◆富岡まゆみ(33)神奈川県出身
夫の翔(35)と息子のりく(3)の3人家族
春に家族 3 人で富岡に移住してきた、おにぎり屋さんの開業を夢見る専業主婦。ペーパードライバーがゆえ、まちなかエリアのアパートで移住生活をスタート。
日々のお散歩で商店街の人たちとも仲良くなってきて、温かい人の輪に支えられながら富岡暮らしを満喫中。けれど動画編集者として独立した翔くんの事業が思うように伸びていなくて…
Illustration by あさひ
● 11 月 5 日
アルバイトを探すことにしたから、りくは今月から保育園へ。さっそくお友達が出来て、楽しいみたい。
こっちは待機児童がいなくて園を選べるから、動物や自然とのふれあいがたくさん出来そうなところを選んで預けられて、私も嬉しい。
園内で羊やミニブタを飼育してるなんて、神奈川の友達に話したらビックリするだろうなー。
ちょっと心配なのは翔くんの仕事。
どうなるのかな…って独りで考えてたら不安になってきたから、移住定住コンシェルジュのスズキさんに相談してみた。
誰かに聞いてもらうと、気持ちが落ち着くし、頭の中も整理できるから、聞いてくれる人が周りにいてよかった。
ずっと家で過ごしてるとそのことばかり考えてしまうから、よくないな…。アルバイト、早く探そ。
●11 月 11 日
「いりやま」の前を通る時は、ついつい中を覗いちゃう。目が合うと入山さんや、奥さんの澄子さんがにっこりしてくれるのが嬉しい。
富岡って近所の人とか知合いみんなが、親戚みたいな感じ。買い物しない時でもサクッと寄って、お店の人に挨拶したり。
⇒ 入山寛之さんの記事 より
「入山さんこんにちは!どこかでアルバイト募集してないですかね?」
「おー!まゆみちゃん!じゃ、誰かに聞いとくよ!」
こんな感じでアルバイト探し。とにかく色んな人に声かけてみよう。
●11 月 13 日
おにぎり作って、もみじ平総合公園へ。(地元の人が北部運動公園って呼んでるの、同じ公園のことだった。)
ここのながーい滑り台が最近のりくのお気に入り。まだ膝に乗せて滑ってるけど、あっという間に1人で滑れるようになるんだろうなぁ。
今日のおにぎり
・たらこ+わさび菜
・妙義みそ「ふりふる」+黒ごま
・梅酢+鮭フレーク+アスパラ菜
●11 月 16 日
義母さんへのお誕生日プレゼントを探しに「はるもにあ」へ。
店主の幸子さんに一緒に選んでいただいて、とってもきれいな色のシルクのストールを購入。喜んでくれるかな?
何気なくアルバイトを探してることを話したら、「あらそうなの?来月は高崎の “はるもに庵” で展示会をするから、週末だけでもここのお店番をしていただけるととっても助かるんですけど。」って、まさかの展開で…バイト決定!
●11 月 19 日
アルバイトが決まってから、気持ちがスッキリ!
悩んでるだけじゃ何も変わらないし、勇気を出して動いてみてよかった。
外に出て人に会ったり、もやもやを誰かに聞いてもらうのって大切なんだなぁ。
ここ数日はお仕事のことをあれこれ考えるだけでワクワク。
はるもにあって、ただオシャレなものが並んでるだけじゃなくて、幸子さんと作り手がちゃんと心で繋がってて、どんな人がどんな思いで作ってるかを聞けるのが魅力。
私も幸子さんから学んで、はるもにあらしい接客ができるようになりたいな。
はるもにあ店主の幸子(ゆきこ)さん
●12 月 4 日
昨日初出勤で、今日は一人で接客!緊張した〜。
私がおすすめした手ぬぐいを、お客さまが気に入って購入してくれたのが、嬉しかったなぁ。
お店もステキだけど、来るお客さんもステキな人ばかりで、たくさん刺激をもらえた。
私も自分のお店を持ちたいなぁ。
夢のおにぎり屋さん開業のために、がんばって貯金しよう!
家を建てたら、家の一部をお店にしようかな?それとも庭に小屋を建てようかな?
【日記担当:ハマダ(富岡市移住定住コンシェルジュ)】
「TOMIOKA移住日記」は、私ハマダの完全なる妄想です。地区ごとの「あるあるネタ」など、皆様からの情報をお待ちしています。
【イラスト担当:あさひ(富岡市出身)】
イラストなどの趣味を持っている人たちが作品を通して思いを伝えると、そこから色々な共感が生まれる…。富岡をそんなまちにしたいです。富岡出身ですがまだまだ知らないことがたくさん。この移住日記をきっかけに、このまちのことをもっと知りたいと思っています。