富岡市の暮らしと移住のWEBマガジン
まゆといと

2020.07.15コラム

市民農園のこと、農林課の和田さんに聞いてみた。

新型コロナウイルスの影響で、おうち時間が増え、家庭菜園をはじめる方が多いそうです。

野菜の苗や家庭菜園の本も売れ行きが好調らしく、自給自足への関心が高まっているのだとか。

 

私ホシナも、まさに関心が高まった一人。

4月に市民農園を借り、野菜づくりを始めています。

 

ホシナが市民農園を借りはじめた話はこちら ↓

畑をはじめた2人の話 ①

 

市民農園を借りる際、市役所の農林課で手続きをしたのですが、その時に対応してくださった方が若い女性だったことが私には意外で、印象的でした。

 

借りている身として、市民農園についてもっと理解を深めたい!

そしてあの職員さんのことも気になる!

ということで今回、農林課を再び訪れ、色々と聞いてみることにしました。

 

 


 

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入庁2年目の市民農園担当・和田さん

 

 

 


農林課は富岡市役所2階にあります。 一見、シーンとしていて近寄りがたいですが、みなさん優しく応対してくださいます

 

 

現在、富岡市の市民農園管理を担当されているのは和田茉奈実さん。私が意外に思った若い女性はこの方です。

まずは和田さんについて教えてもらいました!

 

≪和田茉奈実さんプロフィール≫
農林課2年目。群馬県出身。東京の大学に進学後は、歳が近い妹さんと二人暮らしで都会生活を満喫。東京で働くことを考えたものの、群馬が恋しくなりUターン就職。猫が好きなのに猫アレルギーのため飼えず、動画で我慢している。

 

和田さんは、大学の友人たちが「群馬といえば富岡製糸場」と認知していたことから、世界遺産のある富岡市で仕事がしたいと思い、富岡市役所に入庁。最初に配属されたのが、農林課なんだそうです。

 

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― 農林課を希望されていたんですか?

 

和田:希望していた課ではなく、農業の知識も全くなかったので、最初は農林課に配属されて戸惑いました。ですが今は、市民農園で地域の皆さまと色々な話ができて、嬉しく思っています。会話の中で得た情報が市役所内の仕事に活きることもあったりと、充実した仕事ができています。

 

― そうなんですね。農林課って、どんなお仕事をされているんですか?

 

和田:農林課は富岡市の農業を守るために、農業振興係、蚕糸園芸係、有害鳥獣対策係の3つの係に分かれて仕事をしています。

私が所属している農業振興係は、今ある農地や農家の皆さまを守り、新規就農者の獲得、遊休農地(現在は耕作していない農地)を減らすことを目的とした仕事などをしています。市民農園事業は、その一つなんです。

市民農園にイノシシが出た際は、有害鳥獣対策係の職員が駆除に向かうこともありますよ。

 

― 富岡市の市民農園にイノシシが!?私が借りた一ノ宮の市民農園は、周りに住宅もあってイノシシは出そうにないですが…

 

和田:頻繁にはないですよ!一ノ宮では平成30年に1回だけイノシシが市民農園で目撃されたという話を聞いたことがあります。 高瀬では、他のところに比べると鳥の被害が多いようです。それと最近、残念ながら野菜の盗難被害がありました。

 

 

 

私が育てているミニトマトも、真っ赤になった粒がカラスに食べられ、欠片が落ちていたことがあります。しかし鳥やイノシシよりも、人による盗難が一番悲しいですね。言ってもらえれば差し上げるので、盗まないでほしいです(涙)

 

 

市民農園を利用していて何か困ったことがあったときは、農林課に連絡すれば、できる限り対応してくださるそうです。

初心者が畑を始めるには、このバックアップ体制は安心ですね。

 

 


 

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高瀬の市民農園へGO

 

 

和田さんは、申請手続きや土地の契約業務などの事務作業だけでなく、空き区画の除草や耕し作業などの、屋外作業も担当しているとのこと。一緒に高瀬の市民農園へ行ってみました。

 

高瀬は、鏑川を挟んで富岡製糸場の対岸にある地区で、新しい住宅地が増えている一方で広々とした田園風景が残るエリアです。 

 

 

― 視界を遮るものがなく、開けていて気持ちいいですね~!

 

和田:高瀬は長年利用している方も多く、人気の農園ですね。室内業務では味わえない気持ち良さで、私も来るたびにスッキリとリフレッシュできています。

 

― 耕運機は利用者も使えるように設置されているとのことですが、使い方は
簡単ですか?

 

和田:はい、覚えてしまえば簡単ですよ~。それに近所の方が親切に教えてくれるのが、市民農園の良さですね。私も最初のころは「そんなんじゃダメだよ!」なんて年配の方に指導を受けたりもしましたが、最近は逆に教える立場になって、褒めてもらっています。(笑)

 

― 農業経験がなく、突然の市民農園管理。大変ではなかったですか?

 

和田:虫は怖いですね…。ある日なんだか嫌な匂いがして、違和感があったものの怖くて放置して、家に帰って靴を脱いで恐る恐る足の裏を見てみると…テントウムシが二匹ぺちゃんこになっていたこともありました。長靴を履いて作業するのですが、隙間から入ったんですね。

 

― うわぁ…テントウムシで良かったですね!ん?良かったのか?(笑)
畑にいる沢山の虫たち、畑で見ると自然に馴染んでいるのでそこまで気にならないものの、家に連れ帰るのは私も怖いです。

 

 

― 市民農園は、どんな人が利用していますか?

 

和田:富岡市に住んでいる人で、農家さん以外であればどなたでも利用できますので、男女問わず、幅広い世代の人が利用されています!外国の方もいらっしゃいますよ。

 

― そうですよね!私が借りている場所の周りは、外国の方が多いです!パクチーやスパイスの香りが漂っていたり、エキゾチックな音楽が聞こえてきたり、異国情緒あふれる時を楽しめることがあります♪

 

市民農園は、いつからでも借りられますか?

 

和田:もちろんです。空いている区画なら、いつでも申請できます。ただし、年度の途中からでも使用料は年間分(1区画 3,000 円 ※一ノ宮、高瀬、富岡 … 33㎡ / 妙義 … 36㎡ )がかかります。

現在の空き状況は、【一ノ宮2区画、高瀬6区画、富岡8区画、妙義8区画(2020年7月14日時点)】です。

もしこの区画が全て埋まった場合、新たな区画を開拓するのも私の仕事ですので、どんどん利用していただきたいです!

 

 

だそうです!皆さん、どんどん利用しましょう!

 

空き区画情報や利用方法は、富岡市のホームページから確認できます。

⇒  富岡市ホームページ |市民農園紹介ページ

 

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後日、作業着姿で耕運機を使いこなし、空き区画を耕す和田さんにお会いしました。

小雨の中、「これくらいの天気のほうが、夏は作業しやすいですね~」と、5分程で2区画を耕していた和田さん。取材時の可愛いらしい姿とは全く別人で、とてもたくましかったです。

 

私はクワで耕しましたが、大変な作業なので、耕運機があるのは有難いですね! 使い方が難しいかな?と思いまだ使っていなかったのですが、和田さんの姿を見て、私も夏の栽培が一段落したら耕運機を使ってみよう!と思いました。

 

 


 

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最近のホシナ畑(一ノ宮市民農園)

 

 

ズッキーニが一番早く収穫でき、毎日食べていましたが、最近は終わりを迎えています。今度はナスが良い感じです!

 

 

今はとにかく、収穫!収穫!喜びの収穫三昧です♪

ウリハムシやアブラムシがつき、心配だったキュウリも沢山実っています。3苗植えただけなのですが、もう20本を超える収穫量です。

 

ひとつ、地を這いだしたキュウリがあり、「地這いキュウリ」という品種を植えていたことに後から気づきました。上へ伸びるよう育ててしまい焦ったのですが、近所のおじさんに伝えると、

 

「大丈夫だよ!地這いだからといって、地を這わせなくても問題ないよ。俺はいつも地這いを植えているし。強い品種で実りが良いんだ。」

 

と教えてくれました。よかったです!!他の2種よりも一足遅かったですが、収穫できています♪

 

もぎたてをそのまま食べるのも幸せですが、 食べきれない分はぬか漬けにして、後から食べるのも最高です♪

 

キュウリのツル、くるくるが可愛いです♡ 梅雨入りした途端、どんどん実るので雨の日でも収穫!アッという間に大きくなるのでビックリします。

 

 

ホシナ畑と市民農園の様子について、今後もご紹介していきます。

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今月のハマダさん。〜五月の巻〜