みなさん、【マイナポイント】って知っていますか？
『マイナンバーカードを持っている人が手続きをして、選択したキャッシュレス決済サービス（電子マネーやクレジットカード）でお買い物orチャージをすると、１人当たり上限5,000円分のポイントがもらえる！』という事業がこれから始まるそうなのです。
私もチェックしておこうと思い、総務省のマイナポイント特設サイトを開いてみたのですが…
マイナンバーカード取得後に「マイナポイントの予約」と「マイナポイントの申込」という手続きが必要なことや、決済サービスの事業者によって詳細が異なることが判明。
うーん、ちょっと難しそう。
そこで！
富岡市役所でマイナポイントの予約・申込の窓口支援を行っている、市民課の白石さんと安藤さん、そしてマイナンバー制度に詳しい企画課の石川さんに、お話を聞いてみることにしました。
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マイナポイント事業ってそもそも何？
消費税増税に伴う「キャッシュレス・消費者還元事業」の次の消費活性化策として打ち出された国の事業です。マイナンバーカードの保有者に１人当たり上限5,000円分のポイント還元を行うもので、マイナンバーカードの普及を促進する狙いもあります。
期間はいつからいつまで？
予約・申込はすでに開始しています。ポイントの付与は、９月１日からのお買い物またはチャージが対象。終了は２０２１年３月３１日です。予約者数が国の予算の上限に達した場合には、予約を締め切る可能性があります。
どこにポイントが入るの？
申込時に、マイナポイントに登録しているキャッシュレス決済サービスの中から１つだけ選択します。ポイントはその決済サービスで利用できるポイントとして付与されます。
いくら使えば5,000円分のポイントをもらえるの？
ポイント還元率は２５％です。期間内に20,000円分のお買い物またはチャージをすれば、5,000円分のポイントが還元されます。仮に10,000円しか使わなかった場合は、もらえるポイントは2,500円分になってしまいます。
（お買い物時にポイントが付与されるのか、チャージ時に付与されるのかは、決済サービスによって異なります。）
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〜ポイントをもらうまでの道のり〜
①マイナンバーカードを取得する
マイナンバーカードをまだ持っていない人は、まずマイナンバーカードの申請を行ってください。カードの受取りは、申請から約１ヶ月後です。
「マイナンバーカードって何のためにあるの？」「申請はどうやるの？受取方法は？有効期限は？」といった疑問をお持ちの方は、ぜひこちら↓の過去記事をご覧ください。
マイナンバーカードの申請はとっても簡単ですよ。
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②マイナポイントの予約・申込をする
マイナンバーカードを取得したら、マイナポイントの予約と申込を、以下のいずれかの端末で行います。
・「マイナポイント」アプリを入れたスマホ（対応機種のみ）
・「マイキーID作成・登録準備ソフト」をインストールしたパソコン（カードリーダーが必要）
・マイナポイント手続きスポットになっているコンビニや郵便局などの端末
これらの端末で自分で予約を行う場合は、こちらのページを参照してください。
よくわからない場合は、市役所へ行ってしまうのが早いです！
８月３日〜２０２１年１月２９日まで、行政棟エントランスに「マイナポイント支援窓口」が開設されています。（１月３０日以降は市民課窓口で対応。）
下記の「必要なもの」をご確認の上、月曜日～金曜日（祝日、年末年始を除く）の８時３０分〜１７時１５分の間にお越しください。
【マイナポイントの予約・申込時に必要なもの】
✓ マイナンバーカード
✓ マイナンバーカード受取時に設定した数字４桁の暗証番号
✓ 選択するキャッシュレス決済サービスがスマホアプリの場合は、アプリが入ったスマホ。各種カードの場合はカードを持参。
暗証番号を忘れてしまった場合は、市民課窓口で本人確認ができれば再設定が可能です。
③選択した決済サービスでお買い物orチャージ
申込時に選択した決済サービスで、お買い物またはチャージを行います。９月１日よりも前に行われたものは対象外になってしまうのでご注意を！
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【注意】決済サービスは変更不可！じっくり考えて決めよう
マイナポイントの申込時にキャッシュレス決済サービスを選択しますが、一度申込をしてしまうと変更することができません。
ポイント付与までの期間やポイントの有効期限、ボーナスポイントの有無など、決済サービスによって異なることも多いため、事前によく確認することが必要です。
先に予約だけ済ませておいて後で申込を行うこともできるので、後悔のないようにじっくりと選ぶことをおすすめします。
〈決済サービスによって異なることの例〉
マイナポイント対象の決済サービスの詳細は、こちらのページから調べることができます。
※決済サービス事業者が独自に行なっているキャンペーンについては、各社のホームページをご確認ください。
ここまでお話を聞いて、どの決済サービスで申込むかを決めることができれば、何とかなりそうな気がしてきました。しかしどれにするか迷うなぁ…
石川「20,000円は使わないと上限の5,000円分のポイントはもらえないので、日常的によく使っているサービスにすると、使い忘れがなくていいのかなと思います。」
確かにそう考えると、普段スーパーやガソリンスタンドで使っている決済サービスにしておくのが安心かもしれませんね。
マイナポイントがきっかけでマイナンバーカードを申請する人は、今のところ増えていますか？
白石・安藤「マイナポイントの取得に年齢制限がないので、お子さんと一緒に申請をする方が増えています。この機会にぜひご家族でマイナンバーカードを作ってみてはいかがでしょうか。市民課窓口でお待ちしています。」
今からマイナンバーカードを申請する人は、受取りまでの約１ヶ月の間に、どの決済サービスでマイナポイントをもらうかを考えておきましょう。カードの受取りに市役所へ行った際に、窓口でマイナポイントの予約・申込も行ってしまえば無駄がないですね。
わからないことがあったら誰かを頼るのも大事。ただし、関係者がマイナンバーや口座番号、暗証番号などを聞き出したり、通帳やキャッシュカードを預かるようなことはありません。マイナポイントに乗じた詐欺にはくれぐれもご注意ください！
（ナカヤマ）
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