富岡市の暮らしと移住のWEBマガジン
まゆといと

2026.11.06 移住-Uターン

Uターンでまちなかへ。井上さん一家の暮らし

「富岡のまちなか、すごく暮らしやすいよ!」

 

久しぶりに再会した高校時代の友人、香澄(かすみ)さんのこの言葉をきっかけに、「それ、まゆといとでも紹介したい!」と温めていた今回の企画。ついに取材に行ってきました♪

香澄さんとは高校卒業以来会っていなかったのですが、ある日インスタグラムで「東京から富岡に引っ越してきたよー」と連絡をもらい、再び交流が始まったのです。

 

そんな香澄さんの夫の良さんは、富岡で測量・登記事務所を営んでいます。お仕事内容についても気になる!ということで、今回はお二人にお話を伺ってきました。

 

 

【井上 良さん・香澄さんご夫妻のプロフィール】

良さん

富岡市生まれ。小学校高学年から吉井町へ転居。富岡高校卒業後、東京へ進学・就職。土地家屋調査士・行政書士・測量士・宅地建物取引士の資格を持ち、家業を継いで富岡で事務所を営む。

香澄さん

甘楽町生まれ。就職を機に東京へ。東京で良さんと出会い、結婚。2022年、ご家族で富岡へUターン。

 

 

 

 


 

 

 

どうして富岡のまちなかへ?

 

都内で暮らしていた時の写真。横浜アンパンマンこどもミュージアムにて

 

 

良さん:東京での仕事や暮らしは順調でしたが、お互いいつかは富岡に帰るつもりでいました。田舎で子育てをしたかったのもありますし、富岡で父が営んでいた家業も継ぐつもりだったので。

 

香澄さん:帰る時期は明確には決めていなかったのですが、一番のきっかけはコロナでした。2019年に出産してすぐにコロナ禍が始まり、出産後の1年半はとても孤独でした。群馬の両親に子どもの顔を見せたくても、帰省できないような状況でしたね。

 

 

もともとは、遅くともお子さんが小学生になるまでには富岡へ戻ろうと考えていたお二人。コロナ禍をきっかけにその思いがより強くなり、2022年、富岡への引っ越しを決めたのだそうです。

 

 

 


 

 

 

帰ってきた富岡で、まち探検!

 

近所のイル・ピーノで乾杯。ほかにも徒歩圏内で飲めるお店がたくさん♪

 

 

― 富岡に移り住んで、まず何をしましたか?

 

香澄さん:まずはGoogleマップやインスタグラムで、富岡市内のことをたくさん調べました!徒歩で行ける距離に友人がお店を開いていると知って、さっそく飲みに行ったりして。お酒が好きなので、自宅から歩いて行ける飲食店が多いのは、まちなかの魅力だと感じましたね。連絡が途絶えていた友人たちとも再会できました。

 

― 香澄さんがたくさん調べてくれたおかげで、私とも再会し、富岡で一緒に乾杯することができました♪ 良さんにとっては、富岡に戻ることが「家業を継ぐ」という新たな仕事のスタートでもありましたね。

 

良さん:家業を継ぐといっても、当初は苦労の連続でした。知人もほとんどいなかったのですが、富岡商工会議所青年部(富岡YEG)に入会することで一気にご縁が広がりました。おかげさまで忙しくさせてもらっています。

 

― 富岡YEGに入会しようと思ったのはなぜですか?

 

良さん:商売をする人は所属するものだと思っていたので、富岡に戻った際は入ろうと考えていました。小さい頃からお世話になっていた先輩に紹介してもらったという経緯もあります。

 

 

2026年3月7日に行われた「とみおかYEGフェスティバル」での集合写真

 

 

 

 


 

 

 

富岡での子育ては〝楽しい〟がいっぱい!?

 

左:消防車両搭乗体験に参加 右:富岡製糸場の「観桜会」でお富ちゃんとツーショット

 

 

― 富岡で暮らし始めた時の印象は?

 

香澄さん:まずは、スーパーが広くて、子どもが乗れるカートがあることに感動しました。都内のスーパーは狭すぎて、ベビーカーすら通れませんでしたから。

そして意外だったのが、まちなかなら「車がなくても暮らせるのでは?」と思えたこと。都内で電動自転車での移動に慣れていたので、最初は自転車で移動していました。こんにゃくパークも、子どもと自転車で行ってましたよ(笑)。車だとさらに行動範囲が広がるので、都内で電車やバスで移動していた時に比べると、とても楽ですね。

 

良さん:自分は正直、寂しく感じました。富岡に住んでいた頃の賑わいを覚えているので、「キンカ堂もない、With(書店)もない、馴染みだった駄菓子屋も全部ない!」とびっくりしましたね。でも、子育てはしやすいと感じています。富岡児童館は土日もやっていて、とても便利です。

 

香澄さん:本当に富岡児童館は素晴らしいと思います!朝9時から18時まで開いているのも助かります。駅前のあい愛プラザにもよく立ち寄っていますし、市役所前のしるくるひろばや商店街周辺で様々なイベントや地域行事が行われているのも、すごくいいですね。まちなかからだと、子どもと歩いて気軽に行けるのでありがたいです。

 

 

左上:しるくるひろばで行われた「富岡プレーパーク」でおままごと 左下:とみおかハロウィンfesの仮装大会で入賞! 右:商店街(富岡ふれ愛カード会)の夜店でゲーム

 

 

ホシナも幼少期は富岡市の中心地に住んでいたので、良さんと同じように、以前の賑わいが失われたことへの寂しさを感じていました。だからこそ、香澄さんの視点がとても新鮮に感じました。

 

▼富岡児童館については、まゆといとの記事でも紹介されています。

子育て健康プラザに行ってみた!〜親と子のスマイルサロン・富岡児童館〜

 

 

 

左:富岡どんとまつり 右:群馬県立自然史博物館

 

 

香澄さん:他にも、富岡どんとまつりも楽しいですね。規模の大きさにびっくりしました。あと、富岡周辺では花火が小規模で複数回上がるのもいいなと思っています。大きな花火大会は、子どもが疲れてしまうので。都内の花火大会なんて混みすぎていて、「もう二度と行かない!」と思っちゃいました。

それから群馬県立自然史博物館も、友の会に入って楽しんでいます。会員になると、とてもお得なんですよ!子どもと何度も何度も行っていますが、成長するにつれて文字が読めるようになったりと、楽しみ方が変わっていくのもいいですね。

 

― 自然史博物館には友の会があるんですね!初めて知りました。

 

▼詳細は、群馬県立自然史博物館のホームページをご覧ください。

群馬県立自然史博物館「友の会」(外部リンク)

 

 

 

 


 

 

お仕事についても聞いてみました

 

家業は代々受け継がれ、良さんが4代目!現在の事務所名は「井上良土地家屋調査士・行政書士事務所」です。

 

 

― 良さんは富岡で家業を継ぐ前に、東京で働いていたそうですね。

 

良さん:大学に進学する際は、家業を継ぐ決意はしていなかったんです。青山学院大学で経済を学び、就活を始めてから、家業を継ごうと決めました。そのため大学卒業後は、測量の専門学校に1年間通いました。父親も通った学校でした。その間に、不動産に関わる国家資格、宅地建物取引士・マンション管理士・管理業務主任者も取得しました。すぐに家業を継ぐ必要はなかったので、いずれ継ぐにしても自分の仕事しか知らないのは不利だと思い、業界全体を広い視点で見られる不動産屋に就職しました。

 

 

香澄さんも補助者として登録し、建物・土地の調査、測量補助、事務などを担っています

 

 

たくさんの資格をお持ちの良さん。事務所名に入っている土地家屋調査士と行政書士は、富岡で家業を継がれてから取得したそうです。勉強家ですね!

現在のお仕事内容について詳しく伺いましたが…ちょっと難しかったので、具体的にどんなときに相談できるのかを教えてもらいました!

 

 

〜こんなときに相談できます〜

・新築で建物を建てるとき、または建てたとき

・空き家を取り壊すとき(富岡市の空き家解体補助金について知りたいとき)

・農地を持ちたいとき、または手放したいとき

・大きな土地を分割して、一部を売りたいとき

・農地の一部を宅地にしたいとき

 

良さん:土地に関すること、あとは相続に関することなどをご相談いただくことが多いです。

 

 

なるほど!具体例を聞くと、少しイメージが湧きますね。

じつは私も家を建てる際、良さんにお世話になりました。でも、夫と良さんに任せきりで、何をしてもらったのか全くわかっていませんでした(笑)。

不動産や相続について「どこに相談したらいいんだろう?」と困ったとき、こうした専門家に相談できることを知っておくと安心ですね。

 

 

【井上良土地家屋調査士・行政書士事務所】

群馬県富岡市富岡1414-4

TEL:0274-62-3261

 

 

 


 

 

 

富岡市のまちなかで暮らす井上さん一家。皆さんの暮らしと比べて、同じところや違うところはあったでしょうか?同じ富岡市内でも、地域によって暮らしぶりに違いがありますよね!

 

今年で31回目を迎えた富岡どんとまつりでも、楽しみ方は地域ごとに特色があると感じました。井上さん一家は、全員でお揃いの祭り衣装に身を包み、山車の巡行を楽しんでいました。一方、私は一ノ宮地区の皆さんと、お揃いの浴衣でおどり流しに参加しました。皆さんはどんな風に楽しみましたか?

 

井上さん一家のお話からは、富岡での暮らしを楽しんでいる様子や、子育て目線でのまちの魅力が次々と伝わってきて、こちらまで嬉しくなりました。私も市内の行事で井上さん一家とばったり会うことが多く、そんなところにも、富岡ならではの心地よい距離感を感じています。

 

 

 



 

●この記事を書いた人:ホシナ -About me-

●この記事に関するお問い合わせはコチラ

 



 

 

 

「ちょうどいい移住先」で見つけた、竪山さんの自分らしい暮らし

 

 

【イタリアンダイニング NOCE】吉田 純一さん