富岡市が運営する暮らしと移住のウェブマガジン『まゆといと』が始まったのは2019年のこと。市内の魅力的なヒトや取り組み等を取材し続けて7年になりました!
これまでにおよそ300本の記事が掲載され、今では富岡市民だけではなく、県内外の方々にも親しまれています。
私マツオは2021年から市民編集者(ライター)としてまゆといとチームに参加しているのですが、取材を通してたくさんの出会いがありました。今までの5年間ををふり返ってみると、心躍るようなお話を聞けたり、頑張る姿を見せていただいたりと、みなさんから大きな力をいただき、自身の糧となったことは言うまでもありません。
まゆといとへの入り口は…
そもそも、なぜ私がまゆといとのライターになったのかというと⋯
『まゆといと』の大ファンだったからです。
私は富岡市出身ですが、仕事の関係で長い間海外で暮らしていました。その頃はインターネット上で日本語の読みものを読んでいたのですが、ある日、自分の生まれ故郷である富岡市の情報が掲載されたウェブマガジン『まゆといと』を発見したのです。
そこには地元に暮らす人々の様子がありありと記されていて、とみおかの動きが手に取るように伝わってきました。その日から『まゆといと』は私の愛読書(ウェブマガジン)となり、「いつか日本に帰ることになったらまた富岡市に住みたい!」と思うようになりました。それだけの魅力と説得力が詰まっていたのです。
そして、日本に帰国した翌年のこと。まゆといとの市民編集者を募集していること知った私は、すぐに応募しました。 それまでライター業の経験はなかったのですが、地元愛アピールと、「やってみたい!」という熱意と好奇心を前面に押し出し、緊張しながら面接に臨んだことを今も鮮明に覚えています。
当時の様子はこちらの記事でも詳しくお伝えしています
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そんな私は最近、取材先でこんな質問を受けることがあります。
「いろんな人を記事にしているけど、どうやって取材先を決めるんですか?」
たしかに、私たちの仕事は見えない部分が多く、ナゾに包まれているのかもしれませんね。ということで、ひとつの記事が出来上がるまでの工程をご紹介します!
① 記事のテーマを考える
まずは、どんな記事を書きたいのか?を考えます。
『まゆといと』は富岡市役所が運営しているので、市役所の各課から「このような取り組みを紹介してほしい!」という依頼を受けることもあります。 しかし、ほとんどの記事はそれぞれのライターが「こんな記事を書いてみたい!」という希望を出して、それをカタチにしているんです。
私マツオの場合は、市内の様子を探るために「広報とみおか」を毎月チェックしたり、SNSを利用して市内のお店や飲食店の情報収集をしています。さらに、市内でどんなことが起きているのか?を探るために、なるべく外出するよう心がけています。日頃から外に出てイベント会場や公園を散歩していると、ひょんなことから記事になりそうなアイディアを思いつくことがあります。
また、出先で会った方との何気ない会話のなかから 「私、最近とみおかに移住したんです」とか 「私の知り合いが面白いことを始めたんです」とか 「あのお店気になっているんですよね…」などなど、 私ひとりの力では辿り着けないようなテーマに遭遇することもあります。そんな「引き寄せのミラクル」をたびたび体験できることも、この仕事が楽しい!と思える大きな要因のひとつです。
そんなこんなで、毎日アンテナを張って「面白そうなことはないかな?」とウロウロしています。(見かけたら気軽に声をかけてくださいね!)
初対面の人でも共通の知人がいて盛り上がることがよくあります。
② まゆといと編集会議
月に一度行われる「まゆといと編集会議」では、まゆといとチームのメンバー(市民編集者と地域づくり課の担当者)が集まります。編集会議というとちょっと堅苦しいイメージがありますが、そんなにカタいものではありません。
取材希望のアイデアを出したり、担当記事の進捗状況を確認したり、どのように取材をしていこうか?などの話を進めますが、メインはチームみんなで「新しいお店がオープンしたね!」といった感じで市内のいろんな情報をワイワイと交換する場になっています。
まゆといとは「市民目線の情報発信」を大切にしているので、身近な情報や、みなさんが欲しい情報はどんなことだろう?ということも意識して記事作りをしているのです。
また、ここ数年は、会議場所として市内の各地域づくりセンターを順番にまわっています。自分の住んでいる地域以外のセンターを訪れることで、その土地の特色や雰囲気を感じることができますし、次回の会議はどこで行うのかな?という楽しみにもなっています。
この日は丹生地域づくりセンターで。ソウマさんは下のお子さんと参加。かわいい姿に全員メロメロです。
③ 取材の前の事前準備
取材のテーマが決まったら先方への取材交渉を行い、日程を決めます。この作業もライター自らで行うことが多いです。
そして、相手の方のお仕事内容や活動について、わかる範囲で事前に調べておきます。すると、取材時に何を聞いてみたいのか?どんな質問をしたらいいかな?ということが浮かんできます。相手の方のお仕事や活動に興味が湧くと、実際にお会いした時により一層会話を楽しめますよね。
深いお話を聞くためには事前準備が欠かせません。
④ いざ 取材・撮影へ!
いよいよ取材です。私たちは基本的には一人で取材に向かい、お相手の方にインタビューをして、写真撮影も行います。ほとんどの場合が初対面なのですが、緊張感を漂わせずにいかにリラックスして会話を楽しめるか!?がキーポイントだと思っています。写真撮影も同じで、なるべくお相手の自然な笑顔を引き出せるように、あの手この手を使っています(←それは企業秘密)。
お話を聞きながら意外な方向に話題が進んでいったり、ハッとするような一言をいただいたりと、毎回の取材が本当に新鮮で面白いです。
記事にできないお話もたくさんあります(笑)
⑤ 記事を書く
取材を終えたら記事を書いていきます。私は取材相手の方の熱量や感情をそのまま記事に表現したい!と思っているので、取材を終えたらすぐに執筆モードに入ります。
書く作業はスイスイ進むこともあれば、どうやって組み立てようかな?と文字を打つ手が止まることもあり、じっくり時間をかける場面もあります。記事を書く際に、取材時に取ったメモを何度も見返してみると、何を伝えたいか?のキーワードが見えてくるので、その部分を大事にしています。
ノートPCを持ち運び、その日の気分で場所を変えて書いています。
⑥ 最終チェックを経ていよいよお披露目!
それぞれのライターが書いた記事は、編集長ナカヤマさんによる校正の後、地域づくり課の最終確認を経て公開となります。
公開日が決まったら、取材相手の方へ公開日をお知らせします。完成した記事を見てくださった相手の方から「お話ししたことがカタチになり感無量です!」と感想をいただくこともあり、私も本当に嬉しいです。
そしてまた、次の取材へと気持ちを入れ替えて進みます。
「続・バチェラーさん一家のとみおか暮らし」取材時の一枚。とても温かく迎えてくださいました。
『まゆといと』からもらったもの ──
まゆといとのライターをやっていて良かったなと感じるのは「人に会えること」です。普段の暮らしではなかなか出会えないような職業の方や、人生の大先輩、フレッシュなパワー溢れる若者まで…。世代を超えてたくさんの方とじっくりとお話しできることは、私にとってかけがえのない時間であり、貴重な経験となっています。
みなさんから多くの刺激と感動を与えてもらい、「まだまだ知らない世界がたくさんあるんだな」とか「好きなことを極めて生き生きと暮らしてみたい!」と思わされることもしばしば。『まゆといと』は「とみおかの魅力を発信したい」というコンセプトで作られていますが、私が『まゆといと』に救われたと言っても過言ではありません。

富岡市の魅力ってなんだろう?と考えてみると、自然豊かな環境や暮らしやすい気候などが挙げられますが、私が思う一番の魅力は【とみおかに暮らす人】。 これからも取材を通してたくさんの人に会えることが楽しみです。
次の取材はあなたの所に行くかもしれません!
みなさんのまわりの「おもしろいコト」「輝いてるヒト」の情報があれば、ぜひぜひまゆといとにお知らせください。
(マツオ)
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応募締切は2026年3月10日(火)です。詳しくはこちらのお知らせをご覧ください。
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