富岡市の暮らしと移住のWEBマガジン
まゆといと

2022.10.11 移住-Iターン

アニマルアーティスト CHISAさんの妙義暮らし

今年の2月〜4月にかけて行われた『みんなの富岡フォト&エピソード展』を覚えていますか?参加された方もいるでしょうか。まゆといとではその楽しみ方をお伝えするとともに、「まゆといと特別賞」についてもお知らせしていました。

 

過去記事「『みんなの富岡フォト&エピソード展』で富岡の思い出を作ろう!」

 

そして募集期間終了後、数ある応募作品の中から「まゆといと特別賞」の受賞作品を1つ選ばせていただき、さらに受賞者の方に取材を依頼しました!それを快諾してくださったのが、今回ご紹介する「CHISAさん」です。

 

結婚を機に、愛知県の都市近郊から一転、山に囲まれた妙義で暮らし始めたというCHISAさん。そのリアルな移住生活について教えてもらいました♪

 

 

ご自宅にお邪魔して「まゆといと賞」の授賞式を行いました ↑

 

 


 

【CHISA(ちさ)さんプロフィール】

愛知県生まれ。大学で知り合った夫の実家がある富岡市妙義町へ、結婚を機に移住。現在5人の子どもを育児中。家業も手伝いながら、アニマルアーティストとしても活動している。

 


 

 

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ド田舎!?でも不便じゃないよ

 

 

 

妙義といったら妙義山や妙義神社が有名ですよね!(画像提供:富岡市)

 

 

愛知県の中でも、名古屋のベッドタウンとして栄えている地域で生まれ育ったCHISAさん。妙義に来た時の最初の印象は…?

 

「はじめて妙義を訪れた時は、ド田舎だ!!と思いましたよ(笑)でも元々人混みが苦手だったので、抵抗はありませんでした。高校の通学時は毎日すし詰め電車という生活をしてましたけど、せかせかするより、ほわ〜んと過ごせる暮らしが自分には向いていたんです。」

 

それでも田舎での暮らしに不便はないのでしょうか?

 

「不便は感じていません。田舎って言ってもコンビニだってあります。もちろん大きなお店はありませんが、子どもたちはたまに行くショッピングモールすら非日常として楽しんでくれます。妙義からだと、高崎に行くよりも軽井沢の方が近いのもいいですね。」

 

確かに、妙義は車で移動できれば不便はないかもしれません。同じ富岡市内に住むホシナも不便は感じていませんし、車が主な移動手段というのは富岡市に限らず、群馬県内なら当たり前ですもんね。

 

 

 

 


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妙義小ならではの思い出の一枚

 

 

ではここで、冒頭でご説明した『みんなの富岡フォト&エピソード展』で、「まゆといと特別賞」を受賞したCHISAさんの作品をご紹介します。

↓ ↓ ↓

 

 

 

 

娘さんが小学校2年生のとき、妙義小学校の「妙義の宿」という行事の一環で、児童たちが妙義山の写生をしている様子を撮った一枚。地べたにゴロンと寝そべって雄大な妙義山を描くなんて、気持ちよさそうです♪

この「妙義の宿」では、3~6年生は群馬県立妙義青少年自然の家にお泊りをしたとのこと。素敵な行事ですよね。

 

 

ただ残念なことに、今年の3月31日で妙義青少年自然の家は廃止になってしまいました。現在は、跡地の有効活用を行う民間事業者の選定が行われています。(⇒群馬県ホームページ

 

 

ホシナも小学生の時、妙義山を登った後で妙義青少年自然の家に泊まり、飯ごう炊飯やカレー作りをしたり、キャンプファイヤーを囲んでジンギスカンを踊ったりした思い出があります。とても鮮明に覚えている、子ども時代の大切な思い出ができた場所。その場所がなくなってしまうのは寂しいので、良い事業者さんが見つかるといいなぁと思います。

 

 

 

 


 

 

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妙義は魅力満点!5人の子どもが伸び伸び育つ。

 

 

 

 

CHISAさんは現在、2才・4才・7才・9才・11才の5人のお子さんの子育て真っただ中!この少子化の時代に眩しすぎるファミリーですが、さすがに大変そう…って思いませんか?

 

でもCHISAさんのお話からは、妙義の大自然に囲まれた豊かな暮らしが垣間見えてきました。CHISAさんからいただいた日常の写真から、感じてもらえればと思います♪

 

 

「子どもたちは虫を怖がらなかったり、トカゲを可愛がったり。私自身が動物がとても好きで、夫も、動物が道で弱っていたらスグ拾ってきてしまう人なので、動物と自然に触れ合える暮らしに魅力を感じています。このスッポンも近所の高田川に仕掛けをして捕ったんです!」

 

 

「蛍が自宅の庭に迷い込んでくることもあるんです。つい先日、初めて庭の木にカブトムシも来ました。」

 

 

「今年の夏休みは、近くの南牧村で川遊びをしました。とても綺麗な川ですよね。近所の北山貯水池公園でザリガニ釣りもしました。」

 

 

「家族で栗拾いをしたり、お米も家族で作ったり。子どもたちも “もみまき” はとても楽しんで手伝っています。大家族なので、お米をスーパーで購入しないのは本当に家計に優しいです!みんなオニギリが大好きです♪」

 

 

「子どもたちは小学校から下校する時も、田んぼを覗いてオタマジャクシを探したり、通学路でたくさん遊んだりしながら、本当に楽しそうに帰ってきます。これからも自然豊かな昔ながらの通学路を、歩いて通わせたいです。」

 

 

取材にお伺いした日も夏休み中だったので、みんなで田んぼで虫取りをして遊んでいました。自宅の周りに自然豊かな遊び場が沢山あるって、いいですね♪

 

そして話題は変わり…お子さんの習いごとは「剣道」をされていると教えていただきました!

 

 

 

「田舎なので、さすがに習いごとは無いかも?と思っていたのですが、子どもの同級生がいるご近所さんに剣道教室を勧めてもらって、7才・9才・11才の3人が通っています。」

 

中学時代、実は剣道部だったホシナ。成長期のお子さん3人分も道具一式を揃えるのって大変なのでは!?と思ったのですが…

 

「教室にお下がりがあって、それを貸してもらえるので助かっています。それに最近は、メルカリで安く購入できますよ。」

 

なるほどメルカリ!便利な世の中になりましたね。

 

 

 

 

 


 

 

 

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アニマルアーティストのCHISAさん

 

 

子育てに関する話題で盛り上がりましたが、CHISAさん個人の活動も凄いんです!

 

 

こちら、CHISAさんの作品画像をInstagramから拝借しました。

 

取材前にInstagramを見た時は、きっとCHISAさんは美術系の学校に通い、その道を追求している方なのだろうと予測していたのですが…

 

「すべて独学で描いています!小さいころから絵が好きで、ずっと色鉛筆を使って描いていました。絵具を使い始めたのは2年程前からですね。」

 

えええ!子育ての合間に!?!?独学でこのクオリティ、もうスゴイッ!としか言葉が出ません。

 

 

黒板アート、オリジナルのLINEスタンプ、群馬サファリパークのクラファン返礼品(トートバッグ非売品)、Tシャツ、アクセサリー…全部CHISAさんの作品です!

 

「子育てが落ち着いたら、アニマルアーティストとしての活動ももっと広げたい」とのことですが、すでに群馬サファリパークの売店で一部アイテムを購入することができますし、ハンドメイドの販売サイトにも出品されています!

 

 

アニマルアーティスト CHISAさん の詳細はこちら

 

●HP ➜ https://wolf-and-berry.com/

●Instagram ➜ @wolf_and_berry

 

 

 


 

 

 

家業を手伝い仕事もしつつ、5人の子育てもしつつ、アニマルアーティストとしても活動されているCHISAさん。他にもやってみたいことが色々あるそうで、妙義の未来にとても明るい兆しを感じました。

 

皆さんは住んでいる地域に、どんな魅力を感じて暮らしていますか?
CHISAさんのように地域の魅力をしっかり感じ取っていたら、毎日をより豊かに過ごせそうですね (*´▽`*)

 

(ホシナ)

 

 


 

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