※本記事は2019年4月に公開されたものを2023年8月の情報に変更し掲載しています。
野外活動に最適な季節がやってきましたね!
私事ですが、今年はファミリーキャンプをたくさん楽しみたいと思っています。
手始めに近場のキャンプ場に行ってみよう〜
ということで、富岡市内のキャンプ場を調べてみると…
ありました!いざ、富岡市の南、甘楽町との境界に位置する藤田峠キャンプ場へ!
藤田峠キャンプ場入り口。(2019年4月20日撮影)
標高約500mに位置する、3.2ヘクタールの藤田峠森林公園。その中に藤田峠キャンプ場はあります。
平地よりも気温が5〜6℃低いため夏でも過ごしやすく、街から車で20分弱という、なんとも「ちょうどいい」場所です。
ここまでは山道をくねくねと上ってきましたが、ゲートをくぐると今度は坂道を下って駐車場へと進みます。この日はその道がちょうど桜のトンネル&桜の絨毯になっていました!
管理棟の横にあるキャンプ場案内図。(赤文字は書き足しました)
受付は写真右の管理棟へ。隣はシャワー棟。
駐車場に車を停め、まずは管理棟で受付を済ませます。
日中にバーベキュー場のみを使用する場合、利用可能時間は9時〜17時までの4時間。
宿泊の場合、チェックインは11時〜17時(17時には閉まってしまうので16時までのチェックインをおすすめします)、チェックアウトは朝9時となっています。
受付と支払いを済ませたら、管理人さんの指示に従って車を移動し荷物を下ろしましょう。
バーベキュー場横の広場。団体のキャンプファイヤーはここで行われる。
バーベキュー場とキャンプサイトは、管理棟からさらに下った場所にあります。
荷物を下ろす際にはバーベキュー場付近に車を停められますが、その後の駐車場所は混雑状況によりますので管理人さんの指示に従ってください。
この日、キャンプ場内にある何本もの枝垂れ桜と山桜が満開でした!これから八重桜やツツジ、あじさいも咲くそうです。お散歩するだけでも楽しい〜
テントサイトは1張1泊1,050円!
まずはテントサイトを見てみましょう。
山の斜面に段々畑のように整地されたサイトが19ヶ所。
1張1泊 1,050円です。安い!
隣りの区画とつながっているサイトもあれば独立しているサイトもあり、場所によって雰囲気も多少違います。自分に合った場所を探してみてください。
車の横付けができないので、奥の方だと荷物を運ぶのがちょっと大変かもしれません。
『直火禁止』ですので、サイト内で火を使う場合はコンロ等を持参してくださいね。
バンガローは3タイプ。トイレ付きも有り!
料金と目安の人数はこちらです。
・バンガローA・・・1棟1泊 16,020円(10人用17畳)全1棟
・バンガローB・・・1棟1泊 12,820円(5人用8畳 )水洗トイレ付 全5棟
・バンガローC・・・1棟1泊 10,140円(5人用8畳)全6棟
トイレが付いているのはバンガローBのみ。そちらは建物も比較的新しく、キャンプに慣れていない方も安心して泊まることができそうです。
室内は、全タイプ板張り。床には全面にゴザを敷くことができます。
シュラフ・毛布・マットは、それぞれ300円でレンタルしています。
大人数でワイワイ!バーベキュー場
バーベキュー場の使用料は1ヶ所1回(4時間) 1,050円。
1ヶ所につき大人10名が目安で、全8ヶ所あります。
※料金には鉄板、網、ヘラ2本の貸出しが含まれています。
管理棟内にある「集会室」と「調理室」も1回それぞれ1,050円で借りられるので、団体研修にはもってこいですね。
共同炊事場が広い!
バーベキュー場の近くには2ヶ所の共同炊事場があり、蛇口の数は合計10口ありました。
洗剤、スポンジ、金たわしが設置されているので、借りた網や鉄板はしっかり綺麗にして返せますね。
残った炭と灰を入れる場所やホウキもあるので、かまどのお掃除も簡単です!
食べ残しを流すとシンクが詰まったりカラスが荒らしたりしますので、ゴミは持ち帰りましょう〜
薪はなんと、自由に使って良いそうです。が!
一日中焚き火をするなどして大量に使われると、すぐになくなってしまいます。
皆さんが使えるように、節度をもって使用してください。
管理人さんからのお願いです。
トイレとシャワー室が綺麗!
・男性トイレ・・・小×3、和式×1、洋式×1
・女性トイレ・・・和式×2、洋式×2
なんと洋式トイレはウォシュレット付き。山のキャンプ場とは思えません。
夜間も明るく、子どもも怖がらずに行くことができたので良かったです!
管理棟の隣りにあるシャワー棟も掃除が行き届いていて清潔感がありました。
100円で3分間使用できるコイン式シャワーで、男性4部屋、女性は5部屋あります。
「お風呂に浸かりたい!」という人は近隣の入浴施設へ。
一番近い施設が、車で約17分の「大島鉱泉」。甘楽町の「甘楽ふるさと館」が約20分、磯部温泉の「恵みの湯」が約30分、妙義の「もみじの湯」、「妙義グリーンホテル」が約40分のところにあります。
これらの入浴施設の情報は管理棟にも貼られています。
遊具あり!夏は水遊びもできる!
それではキャンプ場内を歩いてみましょう。
こちらは、管理棟のすぐ横にある芝生の広場。カバの遊具とターザンロープ、あずまやがあります。とっても広いので、空いていれば様々な遊びができますよ。
ただし、GWなどの混雑期には臨時のテントサイトになります。トイレと炊事場からは離れていますが、子どもを近くで遊ばせられるのでファミリーにはぴったりかもしれませんね。
また、200mほど歩いたところには「せせらぎ公園」があります。
現在は乾いていますが、夏場は自然に水が流れているとのこと。
マスのつかみ取りイベントに使用されることもあるそうです。
川底が平らなので安全に水遊びを楽しめそうだし、木々に囲まれ涼しそう。
夏にまた来てみたいと思います!
ハイキングも楽しめる!
藤田峠森林公園内には3つの展望台があり、そのうち第1展望台へはキャンプ場内から続く遊歩道を歩いて行くことができます。
山の植物を楽しみながら、お手軽ハイキングはいかがでしょうか。
第1展望台からの眺め。(夏に撮影)
富岡市内と上州の山々を一望できますよ♪
ここは隠れた人気のキャンプ場
この日はGW1週間前の土曜日。まだそんなに人がいないかな…と思っていたら、意外とソロキャンパーやファミリーキャンパー、お友達グループで賑わっていました。
中には「ここのキャンプ場いいですよね。秋にも来たんですよ。」と話しかけてくださったリピーターさんもいらっしゃいました♪
実はネットで「おすすめの穴場キャンプ場」といった口コミが広まり、昨今のキャンプブームも相まって人気が高まってきている藤田峠キャンプ場。
キャンプに求めるものは人それぞれなので一概には言えませんが(オートキャンプがいい、何もない方がいい…など)、私の率直な感想は
「こんなに快適なキャンプ場が近場にあったなんて!」
です。まさに灯台下暗し。また遊びに来ます!
(ナカヤマ)