平成から令和へ。新時代の幕開けとなった2019年5月、富岡市役所の庁舎前広場 “ しるくるひろば ” では・・・
毎週末楽しいイベントが賑やかに行われていました♬
「行きたいけど行けなかった!」
「知らないけど何かやってたの?」
という方々へ、イベントレポートです!
『第18回 動楽市』(2019/5/12 )
おかって市場(富岡倉庫)としるくるひろばにて毎年5月と11月の年2回開催されている『動楽市』。県内屈指のクラフトイベントで、フードの充実ぶりや生演奏が聴けることでも人気を呼んでいます。道楽市じゃなくて 動 楽市ですよ!
富岡製糸場が注目される前、「富岡から高崎に遊びに行く」のが当たり前でその逆はなかった時代に「高崎から富岡に遊びに行く」を実現させたイベントと言っても過言ではありません。
今回のクラフト出展者は45組。県内外の様々なジャンルの作家さんが、自らの手でつくりあげた作品を販売しました。
実物を手に取り、作家さんからお話を直接聞いて購入できるのは滅多にないチャンス。クオリティの高い作品の数々に、時間を忘れてじっくり見入ってしまいます。
ワークショップコーナーでは、消しゴムはんこ作りや小さな織物、リース作りなどを、プロの方に教わりながら体験。
出来上がった世界に一つだけの作品を手にした参加者のみなさん、いい表情でした。
そしてフードはなんと24組のショップが参加!群馬はもちろん長野からも人気店が出店していました。フード目当ての来場者も多く、毎回午前中は行列ができています。
パン屋さんはすぐに完売してしまうことが多いですが、食事は13時頃にはほとんど並ばず買えました〜。
おかって市場前のステージでは終日、バンドやコーラスグループの演奏とDJプレイを聴くことができました。肩の力を抜いておしゃべりしながら生演奏を聴けるって、いい!
第18回 動楽市のレポートはオフィシャルブログでも見ることができます。
次回の開催予告や出展者の募集などは、下記のリンクをチェックしてください!
『第21回 げんきフェスタ』(2019/5/18)
毎年5月に開催されている『げんきフェスタ』は今年で21回目。ということは21年目!しるくるひろばが出来る前までは三角公園(ひかり公園)や仲町駐車場など場所を変えながら行われてきました。
主催している「富岡げんき塾」については、代表の入山寛之さんのインタビューをぜひご覧ください⇒ ヒト、コト。
子どもが遊べるゲームがたくさんあって、地元のお店が協賛した景品があって、模擬店では100円ならぬ「100げんき」を渡し、大人も子どももスタッフとして楽しみながら積極的に参加する姿があって…。
まさに「まちなか文化祭」というサブタイトルの通りの雰囲気です!
ステージでは吹奏楽部の演奏やキッズダンスにフラダンス、八木節にパワフルなハーモニカ演奏などエネルギッシュなパフォーマンスが続きました。
来場者は市内の家族連れが多く「あら、久しぶり〜」「大きくなったね〜」なんて声があちこちから聞こえてきます。
富岡市民による市民のための…と思いきや、水戸市や深谷市、岡谷市からの出店も。
行政的なつながりで出ていると言うよりは、「友達だから毎年来てます!」という感じが伝わってきます。人と人のつながりを感じる。それがげんきフェスタの魅力です。
今回とてもいいなぁと思ったのが、ゴミの分別システム。こちらのゴミ捨ては、子どもスタッフが試行錯誤して作ったそうです。
スタッフさんがこまめにゴミの仕分けをしていたので、私もゴミを捨てる時に進んで細かく分別できました。すると気持ちもなんだかスッキリ。これが富岡方式になっていくといいですね!
第21回 げんきフェスタのレポートは下記のリンクで見ることができます。
多くの人が関わっている準備の様子もぜひご覧ください。
『とみおかマルシェ -花と緑のマルシェ-』(2019/5/25)
クリスマスに続いて2回目の開催となった『とみおかマルシェ』。
富岡エリアには市内の模擬店が、ガーデンエリアには一昨年・昨年とおかって市場で開催された『花と緑のマルシェ』が登場しました。
普段あまり見られないようなお花の苗がたくさん。お店によっては生産者さんから育て方を直接聞けるとあって熱心に質問されている方もいらっしゃいました。
今頃みなさんの家の庭で元気に咲いているでしょうか。お花が増えると、なんだかウキウキしますよね。
おしゃれな花器やガーデニンググッズ、ドライフラワーのお店もありました。どのお店もディスプレイが素敵で勉強になります。
苔玉作りやつるかご編みのワークショップも大盛況でした!
富岡エリアでは地元の農産物や加工品、スイーツなどが販売されていました。
真夏のような暑さだったので、かき氷やタピオカドリンクを手にしている方が多かったですね〜。
私はカフェドロームのガレットやイルピーノのパスタをいただきました。富岡に住んでいてもなかなかお店に行けなかったりしますし、何より外で食べるっていいですよね。
花と緑のマルシェの詳細は下記リンクで見ることができます。
過去を遡るとクリスマスマルシェのお知らせも…今年もやってほしいなぁ…。
・花と緑のマルシェ at Tomioka Facebookページ
『Vintage Festival Tomioka 2019』(2019/5/26)
花と緑のマルシェの翌日に開催された『Vintage Festival Tomioka 2019』は今回が初開催!古道具、アンティーク雑貨、古着、レコード、古本など38組の出店者が集いました。
国内外にファンを持つ古道具店に、全店東京からの出店となった古着ショップ、動楽市でもお馴染みのフード陣とかなり豪華な顔ぶれです。
お店のジャンルだけを聞くと、ガチャガチャとした骨董市を思い浮かべるかもしれません。ですが全くそういった雰囲気はなく、出店しているお店に統一感があったのが印象的でした。
これまたヴィンテージ感溢れる椅子や棚が、芝生によく合うんです。どこを切り取っても素敵な会場でした。
小物もたくさん。もしかしたら富岡あたりに住んでいる人が見たら「こういうのだったら家にもあるけど」と思うかもしれませんね。見る人が見れば宝物なんです。これから蔵の整理をする方、捨てる前にぜひご相談を…。
来場者は遠方から訪れた人が多いように感じました。ついでに富岡製糸場や富岡のレトロな街並みも楽しんでくれていると嬉しいですね。
Vintage Festival Tomioka 2019の詳細は、下記リンクで見ることができます。
受け継がれてきたもの、埋もれていた古いものにスポットを当てたこのイベント。富岡という街にぴったりだと思います!
・Vintage Festival TomiokaのFacebookページ
・Vintage Festival TomiokaのInstagram
5月の富岡しるくるひろば、暑かった!楽しかった!
★しるくるひろばについては富岡市役所のホームページをご覧ください。
イベント情報はこちら⇒しるくるひろばイベント情報
活用についてはこちら⇒しるくるひろばの活用者募集
(ナカヤマ)