上信電鉄では自転車と一緒に電車に乗れるってホント?!
そんな情報を耳にして調べてみたところ・・・ハイ、乗れるんです。
なんて懐の深い路線なんでしょう〜と感心しつつ、実際に乗ってみたくてウズウズ。
ということで、自転車企画第二弾はサイクルトレインに決定です。
サイクルトレインとは、自転車を解体することなく列車内に持ち込むことができるサービスです。解体して専用の袋に詰めて持ち込む「輪行」とは異なり、解体が困難なシティサイクルなども持ち込むことが可能です。
群馬県内では上信電鉄と上毛電鉄でサイクルトレインを運行しています。
今回利用する上信電鉄では、高崎駅〜下仁田駅の定められた駅であれば、自転車を持ち込み一緒に乗車することができるのです!
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乗降できる駅と時間帯
自転車は一人一台まで無料で持ち込むことができます。 ただし全ての駅で利用することはできず、乗車、降車できる駅が限られています。また通勤・通学の時間帯は利用することができません。
◆利用できる駅
高崎駅、吉井駅、上州福島駅、上州富岡駅、下仁田駅
◆利用できる時間帯
平日、土日で利用できる時間帯が異なりますので、詳細は下記のページからご確認ください。
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予約をしていざ出発!
今回は上州富岡駅から下仁田駅までサイクルトレインを利用します。
予約〜乗車までを手順を追ってご説明しましょう。
1. 「上信電鉄 鉄道部」に事前に電話で連絡。(○月○日に上州富岡駅から下仁田駅まで自転車同伴で乗車したい旨を伝えました)
2. 当日、出発駅に自転車持参で行き、運賃を支払い乗車。(自転車持ち込み料は無料です)
予約はとても簡単にできちゃいました。電話対応をしてくださった鉄道部の窓口の方からは、「当日はお天気が良いといいですね。」と優しいお言葉もかけていただきました♪
それではいざ出発〜〜!!
今回は上州富岡駅から下仁田駅まで、およそ25分間の自転車同伴旅。駅の構内を自転車を押しながら歩く、、なんとも不思議な感覚です。
駅のホームで待っていると電車が徐々に近づいてきました。 駅員さんから「自転車をお持ちの方は最後尾の車両にご乗車ください」とアナウンスを受け、いちばん後ろの車両に乗り込みます。
電車の扉が閉まり、出発の合図とともに電車が動き出しました。 私は座席に座りながらしっかりと自転車を手で支えます。 ガタガタと電車が時折揺れますが、それほど気になりません。
車窓からの眺めもなんだか新鮮。普段は車での移動が多い私には、違った雰囲気の景色を楽しめました。
上州一ノ宮駅→神農原駅→南蛇井駅、、、この辺りから車窓の景色が自然豊かになってきました。
緑の畑や遠くの山々、新緑もどんどんと色濃くなっていき、目にも優しい風景が広がります。
千平駅から下仁田駅までの区間は、うっそうと木々が生い茂る森の中を電車が進みます。車窓から外の景色を眺めていると、森林浴をしている錯覚さえ覚えま す。
もうすぐ終点の下仁田駅です。 乗車時間はおよそ25分間ですが、ワクワクしながらサイクルトレインに乗っていたのであっという間に下仁田駅に着いてしまいました。
電車を降りるのが名残惜しい、、。
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下仁田の街をチャリ散歩♪
思い返してみると、とみおか育ちの私が上信電鉄に乗って下仁田駅に来たのは初めてです。 学生時代は上州富岡駅から高崎方面には行ったことがあったのに。
それではここからは、下仁田駅周辺を自転車でのんびり散策してみたいと思います!!
昔ながらの風景がいまも残る下仁田の町。 駅周辺には昭和の雰囲気が漂う建物が多く残されています。 レトロな食堂や蔵を利用したカフェもあり、旅気分が盛り上がります。
電車でここまで来たからか、自転車に乗っているからか、、 遠くの街を旅しているようなウキウキ感が止まりません。
とみおか発の自転車旅、今回はサイクルトレインを利用して隣町までのショートトリップをしてみました。
いつもの移動手段の車ではなく、電車と自転車を利用しての移動。やってみるといろいろな気づきが。
例えば今回利用した上州富岡駅も下仁田駅も、構内はバリアフリー。自転車を押しながらでもスムーズに歩けることがわかりました。
自転車企画 第二弾は「サイクルトレイン」に乗ってみた!をお送りしました。 さらに自転車企画は続くのでしょうか・・・??
次回もお楽しみに!!
(マツオ)
《上信電鉄サイクルトレインお問い合わせ先》
上信電鉄株式会社 鉄道部
TEL. 027-323-8073 FAX. 027-323-8650
E-mail:jdk-popo@viola.ocn.ne.jp