「何かを学んでみたい」
ふと、そんな思いに駆られることはありませんか?
私マツオも日頃から、
(大人になった今こそ新たな知識を身につけたい!)
といった思いを募らせていました。
そこで、気軽に参加できる学びの場はないかな?と探していると…
富岡市が行っている『生涯学習出前講座』というものを発見!
「出前」というキーワードが気になり調べてみると、
生涯学習出前講座とは、様々なジャンルの専門講師を市民のもとへ派遣し(しかも無料で!)、市民のみなさんの学びをお手伝いする
というものなんだそう。
どんな内容の講座があって、どのようにして受講することができるのか、知りたいですよね。
ということで、我ら「まゆといと」チームが、市民目線で実際に講座を利用してみました。
どんな講座なの?《下調べ編》
まずは疑問を解消していきましょう。
Q. どんな内容の講座があるの?
A. 令和6年度は70種類の講座があり、その分野は「行政」「生活・環境」「福祉」「まちづくり」「教育文化」「医療」「健康」「自然」と多岐にわたります。出前講座メニューの一覧表 ⇒ demaekouza.pdf をご覧ください。
Q. 誰が講師をやるの?
A. 富岡市役所の担当課職員、公共機関の職員等です。
Q. いつでも呼べるの?
A. 原則として、月曜日から金曜日の午前9時から午後9時までの2時間以内です。
Q. どこにでも来てくれるの?
A. 富岡市内とし、会場の手配や当日の進行等は、利用者側でお願いします。
Q. 市民なら個人でも利用できるの?
A. 10人以上で構成されている団体・グループ等とします。
Q. 全くお金はかからないの?
A. 講師料は無料です。出前講座メニューによっては費用がかかるものもありますので事前にご確認ください。
── なるほど!
講座メニューの一覧表を見てみると、想像以上に充実したラインナップですね。
申し込みをしよう!《準備編》
それではさっそく講座を選んで、受講の申し込みをしてみましょう♪
手順はこんな感じです👇️
①生涯学習出前講座メニュー 一覧表から受講したい講座を選ぶ
私たちが選んだのは【No.35 国際交流員と一緒にフランス文化を学ぼう】です。
②会場となる場所を用意する
私たちは【七日市黒川地域づくりセンター】を予約しました。
※ 地域づくりセンターの会場予約はラインで簡単にできます!
③申込書に必要事項を記入し生涯学習センターまたは地域づくりセンターへ提出する
申込書は下記のページからダウンロードできます。
新たな知識を深めよう!《実践編》
私たちが受講場所に選んだのはコチラ。七日市黒川地域づくりセンターです。
今回の【フランス人交流員とフランス文化を学ぼう】の講師は、フランス人国際交流員のヴェロニック・ムーランさんです。
講座は、フランスの文化・風習・食にまつわることを中心に、友好都市であるブール・ド・ペアージュ市の紹介や、ヴェロニックさんの出身地であるメッス市の紹介など、フランスの情報が盛りだくさんの内容でした。
まずは富岡市とフランスの繋がりをおさらい。
フランスの食文化についてのお話では「そうなんだ!」と新たな発見が。
教科書では習えない地方都市のお話や、友好都市のお話もたっぷり聞くことができました。
講座の後半にはクイズコーナーがあり、受講者みんなが参加できる工夫がなされていて感心してしまいました。講師であるヴェロニックさんはとても親しみやすい上に、解説も丁寧でわかりやすく、あっという間の1時間でした。
今回の参加者は、高校生・社会人・子育て世代のお母さん(1歳のお子さんも♪)など、多世代で楽しみました!
富岡製糸場と縁があるフランスについての講座があるのは、富岡市ならではですよね。
講座を終えたみなさんに感想を聞いてみると…
「最近の若い世代のフランス人がワイン離れしているという事実には驚きました」
「フランスのチーズの種類の多さにはビックリ!変わり種のチーズを食べてみたいです」
「新しいことを学ぶって本当に楽しいですね。ほかにも面白そうな講座があるので、また出前受講を申し込んでみたいです!」
と話してくれました。
私も今まで知らなかった側面に触れることができ、フランスについてもっと知りたい!ヴェロニックさんの故郷であるメッス市や、パリ以外の地方都市も訪れてみたい!と夢が膨らみました。
また、いくつになっても “学ぶこと” を取り入れていきたい!と、前向きな気持ちにもなりました。
地域に広めたい 学びの輪
出前講座のことをもっと知りたい!ということで、富岡市生涯学習課の堰塚さんにお話をお聞きしました。
― 生涯学習出前講座は、どのような方が利用されているのでしょうか?
堰塚さん:近年ですと、各地域づくりセンター、小学校、企業や組合での利用が多いです。令和5年度は508人の方に利用していただきました。利用目的としては、各地域づくりセンターでは「運営している連続講座での利用」、小学校では「防災授業としての利用」、企業や組合では「社員や組合員の健康推進の講座としての利用」となっています。
― 人気の講座があれば教えてください。
堰塚さん:令和6年度現時点では、【認知症を知ろう】や【地域での防災・防犯活動】に人気があったようです。
― 今後、どのような方に利用してほしいですか?
堰塚さん:高齢者や学生の利用者が多い一方で、20〜50代の方の利用実績が少 ないため、その年齢層が参加される団体等にぜひ利用していただきたいと思います。
― これからも多くの市民のみなさんの「学び」の活動を応援しています!ありがとうございました。
いかがでしたか?
今回はまゆといとチームで生涯学習出前講座を利用してみましたが、地域の仲良しグループのみなさんで何かを学んでみたり、子どもたちを交えて講座を受けてみたりと、利用できる場面は多いのではないでしょうか。
派遣される講師のみなさんはとても親しみやすいので、安心してご利用ください!
新たな学びとの出会い、おススメですよ♪
(マツオ)