(2024年10月25日に公開された記事です ※2025年10月更新)
今から5年前の記事『もっと図書館を使いこなしたい!』では、富岡市立図書館のこんな豆知識をご紹介しました。
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✿おすすめの本、新刊、大活字本、地図など様々なコーナーがある!
✿1階開架室に10万冊、2階書庫には8万冊の本がある!
✿子ども向けの本が充実しており、児童書だけで5万冊もある!
✿背表紙に貼られたシールで、中高生向けや赤ちゃん向けの本がわかる!
✿おはなし室では「おはなし会」と「赤ちゃん向け読み聞かせ」が開かれている♪
✿昭和初期からの新聞を閲覧できる!
✿紙芝居、大型絵本、書庫の本、他の図書館にある本も借りることができる!
✿自宅のPCやスマホからも本の検索、予約ができる!
詳しくは記事をご覧ください↓
第2弾の今回は、こちらの内容をお伝えしていきます。
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1.図書館へ行かずに借りられる「電子図書館サービス」
2.コラボ続々!人気の特設コーナー
3.おはなし室の読み聞かせってどんな感じ?
4.あなたはカード派?スマホ派?
5.いろんなイベントやってます!
これを読んで、みんなで図書館マスターになりましょう!
1.図書館へ行かずに借りられる「電子図書館サービス」
富岡市では、2021年8月から電子図書館サービスが始まっています。スマホやタブレット、パソコンがあれば、24時間365日利用できる便利なサービスです。
【特徴】
・インターネットを使って電子書籍(1,500点以上)を読むことができる
・1人2点、2週間借りることができ、2週間経つと自動的に返却される
・文字サイズや色を変えられたり、音声で読み上げてくれる本もある
・電子雑誌読み放題サービスがある(150タイトル以上)
・貸出カードを持っている人なら今すぐ始められる
【利用方法】
富岡市電子図書館トップページの[ログイン]から、利用者ID=貸出カードのバーコードの数字(6ケタ)と、パスワード=初回は生年月日(西暦で8ケタ)を入力してください。※初回ログイン時にはパスワードの変更画面が表示されます。
そのあとの操作はとっても簡単♪ 詳しい使い方は[ご利用ガイド]をご覧ください。
貸出カードがあればすぐに初回ログイン可能
一度使ってみると、その手軽さがよくわかるはず。次から次へと読みたくなりますよ。
ただし電子書籍には利用期間等が制限されているものもあります。後で読もうと思っていたら読めなくなってしまった…ということもあるので、読みたいと思った時に読むことをオススメします。
2.コラボ続々!人気の特設コーナー
図書館入口のガラスケースや、入ってすぐの場所にある特設コーナー。
新札の発行に合わせて「お金に関する本」を特集したり、市の高齢介護課とコラボして「認知症に関する本」を特集したりと、いつも新しい発見がある楽しいコーナーです。
ガラスケースでハリー・ポッターシリーズを展示していた時の様子
富岡市の英語教育「Funglish!」にちなんだ外国語の本コーナーが登場!
富岡高校図書委員コラボ企画展の様子
特に人気を博しているのが、3年前から開催しているコラボ企画『富岡高校図書委員のおすすめ本』。現役図書委員が実際に読んで「おすすめしたい」と思った本を、手書きポップとともに紹介する企画展です。
このポップが力作揃いで、読みたくなる人続出!軒並み貸出中になって、順番待ちになるのだそう。
今年も12月中旬から1ヶ月ほど展示される予定なので、楽しみにしていてくださいね。
3.おはなし室の読み聞かせってどんな感じ?
図書館の「おはなし室」では、絵本や紙芝居の読み聞かせを行う【定例おはなし会】と【赤ちゃん向け読み聞かせ】を定期開催しています。
今回はその内容について詳しくお伝えしていきます!
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●定例おはなし会(毎週土曜日 午後2時〜2時半 ※夏季は時間が変更になる場合があります)

定例おはなし会は、幼児から小学校低学年が対象。親子で参加することができます。読み聞かせを行うのは、市内の読み聞かせボランティアグループ『おはなし会』のメンバーのみなさんです。
この日は「秋」や「ハロウィン」をテーマにしたお話を中心に、通常サイズの絵本、大型絵本、紙芝居が登場。コミュニケーションを取りながらの読み聞かせは、大人が聞いても自然と笑顔になります。
子どもたちは真剣に聞き入って、お話が終わると「もっと読んで!」とリクエストしていました。
終了後、子どもたちはポイントカードを持ってカウンターへ。ポイントが貯まると素敵なプレゼントがあるそうですよ。
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●赤ちゃん向け読み聞かせ(毎月第2木曜日 午前10時〜10時半)

赤ちゃん向け読み聞かせは、赤ちゃんや小さなお子さんをお連れの保護者、マタニティの人が対象。こちらも『おはなし会』メンバーのみなさんが担当します。
この日の読み聞かせは、秋の絵本、動きのある絵本、童謡の絵本など。お母さんたちは膝に乗せた赤ちゃんを揺らし、時には目を合わせならがら、お話を聞いたり一緒に歌ったりていました。
手遊びタイムや木のおもちゃで遊ぶ時間も設けられていて、赤ちゃんが終始リラックスした様子だったのが印象的でした。
親同士の交流の場にもなっています
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読み聞かせボランティアのみなさんに質問してみました!
Q. 読み聞かせの本はどのように選んでいますか?
A. 季節感のあるお話やその日の天気に合ったお話を、当日図書館に来てから選んでいます。
Q. 子どもが集中できなくても大丈夫ですか?
A. 動き回っても途中でぐずっても大丈夫ですよ。子どものうちから「本を読むって楽しいな」と感じられると、その後の人生が豊かなものになっていくと思います。私たちはそのスタートをお手伝いしますので、ぜひご参加ください。
Q. 家でどんな本を読んであげたらいいかわかりません。
A. そのうちお子さんの好みが出てきますから、まずは親が読みたいと思った本を選べばいいですよ。自分で「めくる」という動作も大切なので、ページに厚みのある本もいいですね。もし本を破ってしまった時は、自分で修復せずにそのまま図書館に持って行ってください。
Q. ボランティア活動に参加することはできますか?
A. 私たち『おはなし会』は現在10名で活動していますが、高齢化していることもあり、新しいメンバーを募集しています。資格は必要ありません。
図書館では2ヶ月に1回ほど「ながいおはなし会」や「おはなし会のクリスマス」といった1時間のイベントを開催しているのですが、その時はみんなで得意なことを持ち寄ってイベントを作り上げています。いろんな職業の方がいて勉強にもなりますし、楽しいですよ。
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図書館で活動をしている『おはなし会』の他にも、富岡市には複数の読み聞かせボランティアグループがあります。興味がある方は、図書館またはボランティアサポートセンターまでお問い合わせください。
また読み聞かせの開催日は、広報とみおかの「図書館だより」や図書館ホームページでお知らせしています。エプロンシアターや工作などを織り交ぜたイベントも季節ごとに開催されているので、ぜひチェックしてくださいね。
4.あなたはカード派?スマホ派?
みなさんは、「図書館で本を借りようと思ったのに、貸出カードを持ってくるのを忘れた…」という経験はありませんか?私はあります。
忘れがちな方は、今すぐ手元にスマホと貸出カードを用意してください。なんと貸出カードのバーコードを、スマホなどに表示することができるのです。スマホさえあれば、もう貸出カードを持ち歩く必要はないんです!
【手順】
1.図書館ホームページにアクセスし、トップページの利用者メニューから「新規パスワード」を選択。
2.氏名・生年月日・電話番号を申請時と同じに入力してログイン。
3.新規パスワードとメールアドレスを入力する。
4.メニューの[利用者照会]から、[利用者照会]を選択。
5.バーコードが表示されるので、それをカウンターで提示する。
【注意事項】
・パスワードは図書館のサービスカウンターでも登録できます。
・スクリーンショットはご利用いただけません。
これで「カードがない!」と慌てることもなくなりますね♪
5.いろんなイベントやってます!
最後に、毎年開催されている人気イベントと、最新のイベント情報をご紹介します。
◆読書週間イベント◆
毎年10月27日から11月9日までの「読書週間」に合わせ、富岡市立図書館ではさまざまなイベントを開催しています。子どもから大人まで、幅広い世代が「本」に親しめる2週間となっています。
\こんなイベントをやっています/
・本を借りて「ガチャ」を回そう!(令和6年度)
・おすすめの本の木を実らせよう!(令和6年度)
・輪投げチャレンジゲーム ~豪華景品をつかめ!~ (令和7年度)
・おはなし会行事 年5回(ひなまつり・七夕・クリスマスなど) 土曜日午後2時~3時
詳しくは⇒ 図書館からのお知らせ|富岡市
◆おたのしみ袋の貸し出し◆
春の「こどもの読書週間」に実施しています。袋の中には、図書館スタッフが選んだ本がランダムに3冊入っています。
どんな本が入っているかは、借りてからのお楽しみ。ぜひ試してみてくださいね!
◆夏休みこども一日図書館員◆

カウンター業務体験や図書館探検ができる、小学5・6年生対象のイベント。普段は入れない書庫などの見学もでき、最後にはプレゼントもあります。例年、7月の広報とみおかで募集のお知らせしています。
最後まで読んでくださった図書館マスターのみなさん!
ぜひ身近な人にも、便利な図書館の機能を教えてあげてくださいね。
無料で使える図書館をこれからもたくさん利用して、無限に広がる本の世界を楽しみましょう♪
(ナカヤマ)


