富岡市の暮らしと移住のWEBマガジン
まゆといと

2024.11.15 移住-Iターン

「アロマとハーブで自分を大切に」小松みっこさん

──季節の変わり目に体調を崩しやすい

──しっかりと熟睡できず疲れが取れない

みなさんはこんなお悩みを抱えていませんか?

そんな日々のちょっとした不調を和らげるセルフケアとして、アロマとハーブはいかがでしょうか。

 

「アロマはハードルが高いな…」「ハーブはいろんな種類があって、手が出ない…」

たしかに、そんなイメージもありますよね。

 

今回ご紹介する小松みっこさんは、市内でアロマとハーブに関する活動をされています。

ご自身も2人のお子さんを子育て中で多忙な日々を送っているにもかかわらず、穏やかでおおらかな魅力に溢れている方なんです。

そして、東京からご家族で富岡にやってきた移住者さんでもあります。

 

そんな小松さんに、アロマとハーブのお話や、移住についてのお話を聞いてみました。

 

 

 

【小松みっこさん】

新潟県出身。17年間の東京暮らしを経て、今年の春に家族4人で富岡市へ移住。アロマとハーブのアドバイザーとして、近隣地域でのワークショップやオンラインレッスンを行っている。

ホームページ⇒ くさはなと アロマとハーブ

 

 

 


 

 

 

悩めるママさんたちの味方になりたい

 

 

― 小松さんはどのようなきっかけで「アロマとハーブ」に出会ったのですか?

 

小松さん:私がハーブに出会ったのは、二人目の娘を出産して間もなくの頃です。産後のホルモンバランスの不調に加え、年齢の近い娘たちの子育ては、体力的にも精神的にも辛いものでした。余裕がなく思い通りにならない毎日が積み重なり、些細なことにもイライラするようになり…。そんな時に「今の自分の状況を変えたい」と思い、アロマとハーブのセルフケアを取り入れてみたんです。

まずはハーブティーから始めたのですが、しばらく飲み続けていると活力が戻った感覚があり、イライラも収まりました。ハーブティーを飲むことを習慣にしてみたら、自分に余裕が生まれて、やりたいことにトライできるようになったんです。

 

 

 

 

小松さん:自分が元気になったことで「もっとハーブについて知りたい」という興味が湧き、勉強を始めました。私と同じような経験をされている方の力になりたいという思いも、今の活動を始めるきっかけになりました。

 

― ご自身の辛い経験があって、現在の活動に繋がったんですね。

 

 

 

 


 

 

 

“理想の場所探し”で出会った富岡市

 

 

― 小松さんは長い間東京にお住まいだったそうですが、なぜ富岡市に移住されたのですか?

 

小松さん:コロナで主人の会社がリモートワークに切り替わったことで、 住む場所の制限が無くなりました。そこで、私たち家族の理想の暮らしをイメージして、主人の実家(東京)と私の実家(新潟)の間で移住先を探すことになったんです。私は庭でハーブや野菜を育てたい、主人は趣味のバイクを楽しみたい、ということで、広い庭が作れるような土地を条件にしました。

そんな理想の場所を探しているなかで、富岡市のホームページが目に留まりました。

移住定住情報「ちょうどいいまち。ここだけの暮らし。」|富岡市

ここでは移住者向けの詳しい情報を見ることができて、さらに移住コンシェルジュの鈴木アクネさんもzoomで相談に乗ってくれたので、安心して移住に向けての準備ができました。

移住相談(オンライン 相談もできます)|富岡市

 

 

 

 

小松さん:移住先をこちらへ決めてからは、鈴木さんに市内のこども園の見学に同行してもらったりと、ずいぶんとお世話になり本当に心強かったです。

もちろん「まゆといと」も読んでいて、このような素敵な媒体があることも富岡市に決めた要素のひとつでした。

 

― 移住コンシェルジュの鈴木さんの存在は大きいですね。さらに「まゆといと」を見てくださっていたとは、嬉しいです(感涙)!

 

 

 


 

 

 

毎日のなかでムリなく使ってみよう

 

 

― 暮らしのなかで取り入れられるアロマやハーブがあれば教えてください。

 

小松さん:アロマだったら、お部屋に香らせる芳香浴で充分に気分転換できますよ。アロマディフューザーやアロマストーンがなくても、お家にあるもので代用できます。例えば、お皿の上に畳んだティッシュペーパーを置き、そこへ一滴のアロマオイルを垂らすだけでいい香りが漂います。

朝起きた時、帰宅時、寝る前などにお気に入りの香りを感じるだけで、日々の生活にメリハリがつくと思います。夕方はなにかと忙しい時間帯なので、気分をスッキリさせるペパーミントやユーカリなどの香りで深呼吸してから家事に取り組むのもおすすめです。

 

 

 

 

小松さん:ハーブは体の内部に取り入れてほしいので、普段飲んでいる水分をハーブティーに置き換えると無理なく効果が得られます。ハーブの香りに癒されながら水分補給ができるとともに、薬用植物の効果が私たちの体内に働きかけてくれるので一石二鳥です。

ハーブティーがちょっと苦手という方は、お湯を注いでから置く時間を短めにして飲んでみてください。ハーブはお湯を注いで時間が経つほどに、酸味と苦味が強く出ます。

 

― ハーブはいろいろな種類がありますが、どんなものを取り入れればいいのでしょうか?

 

 

 

 

小松さん:難しいことは考えずにお好きなモノを試してみてください。自分好みの味や香りのハーブティーを飲んでリラックスできれば、それだけでも心と身体が喜びます。ハーブの効能も、疲労回復・安眠作用・リラックス効果など様々なものがありますが、どれを選んでどんな組み合わせをしても大丈夫なので、あまり深く考えないでくださいね。まずはハードルを下げて、気軽に取り入れることが大切だと思います。

 

― なるほど、難しく考えなくていいんですね。自分がどんなハーブティーが好みなのかな?と探す感じで選ぶのも楽しいですね。

 

 

 


 

 

 

群馬の暮らしを楽しみたい

 

 

― 富岡市での暮らしを始めて良かったことはありますか?

 

小松さん:富岡に来てからは、朝タをしっかり感じられる生活になりました。この地域では朝早くから散歩されてる方も多いですし、夜は静かで真っ暗になります。東京の夜はいつまでも街灯やネオンで明るかったので、1日にメリハリがついたように感じますね。

また、豊かな自然の中で子育てができることもありがたいです。子どもたちの遊び方にも変化が出てきて、外で思いきり遊ぶようになりました。虫が苦手だった次女はずいぶんとたくましくなり、今ではこども園で自ら虫探しをしているそうです。

 

 

お子さんとご主人の作品

 

 

― 逆に困ったことはありますか?

 

小松さん:ちょっと困っていることを挙げるとすると…車の運転でしょうか。私は東京であまり運転していなかったので、ペーパードライバー状態なんです。車に乗れないと群馬では不便を感じるので、少しずつ練習して運転に慣れたいと思います。

 

― では最後に、小松さんがこれからやってみたいことを教えてください。

 

小松さん:今はまだ準備中なのですが、自宅でアロマとハーブを楽しめるようなサロンを整えていきたいです。また、東京にいた頃から自然豊かな場所で家庭菜園をやってみたかったので、お庭でハーブを育てたいと考えています。子どもたちにも野菜やハーブが育っていく過程を見せたり、土に触れる経験をさせてあげたりしたいですね。

そして、群馬の暮らしを思いっきり楽しみたいです!夫婦そろってキャンプや旅行が好きなので、これから家族みんなでいろんなところにお出かけしたいと思っています。

 

 

 

 

 

●インスタグラムではアロマとハーブのお役立ち情報もお知らせしています

・インスタグラム   みっこ/アロマとハーブ×セルフケア

・オンラインショップ   ITEM | くさはなとオンラインストア

 

 

●今後のワークショップのお知らせはコチラ☟

 

【アロマとハーブの保湿オイル作り】

〈日時〉11月23日(土)10:30〜12:00

〈会場〉ムルンジコーヒールーム @mulungicoffeeroom

 

【アロマ精油とシアバターの保湿クリーム作り】

〈日時〉12月2日(火)10:30〜11:30

〈会場〉book cafe ebisu @bookcafeebisu

 

 

 


 

 

 

いかがでしたか?

 

「アロマとハーブはそんなにハードルが高くない」

小松さんのお話をお聞きするなかで、そんな風にイメージが変わりました。

自分が好きな香りを楽しんだり、美味しいと感じるハーブティーを飲んだりと、素直な感覚でアロマとハーブと仲良くできたら、私たちの暮らしはもっと豊かなものになるかもしれませんね。

 

さらに、移住のお話も興味深いものでした。

新たなライフステージを家族みんなで楽しみたい!そんな希望に満ちたお話をお聞きできて、私もなんだか嬉しくなっちゃいました。

 

(マツオ)

 

 


 

 

【Mulungi Coffee Room】茂原 満里奈さん

 

【book cafe ebisu】鈴木 亜紅子(すずき あくね)さん

 

【ドライヘッドスパ専門店uni 】高橋 愛さん