富岡バイパス沿いにある「ピンク色のクジラのお店」といえば?
そうです、赤ちゃんと子供服のお店【リトルペア】です。
見た目のインパクトもさることながら、店内にはたくさんのワクワクがぎゅーっと詰まっていて、サイズ豊富な子供服・おもちゃ・雑貨・ランドセルやスニーカーなど、子育てに必要なグッズが何でも揃います。
そう、リトルペアは育児グッズのコンビニ的な存在で、とっても頼れるお店なんです。
みなさんは、子どもの学校行事の前にあたふたと必要なものを買に行く―なんて経験がありませんか?
💭入園・入学準備に必要なものを揃えないと!
💭来週の遠足用にリュックが必要!
💭もうすぐ運動会だからスニーカーを買わないと!
そんな時、私はリトルペアに何度もお世話になっています。
じつは私マツオは、親子ともにこちらのお店の大ファンでして…ドタバタな子育て中(現在進行形!) に、どれだけ救われたことか…。
今回は、そんな地域密着型の頼れるお店【リトルペア】の魅力を探ってみたいと思います!
さっそく店内におじゃましてみましょう♪
お店に入るとカラフルでカワイイ商品がたくさん!
豊富なサイズ展開が自慢で、新生児用(50サイズ)から160サイズまでの子供服やスニーカー、 サンダルなどが並んでいます。
そして、店内中央にはキッズスペースが!
ふわふわのベンチシートに囲まれていて、キッズファーストな安心設計。柱の上からボールを入れるおもちゃは、子どもたちに大人気です。
さらに、この日は夏休みということで、子ども向けのイベントが行われていました。
店頭には「お祭り会場」が設けられ、ヨーヨー釣りやおもちゃすくいを楽しむ子どもたちの姿が。
リトルペアでは週末や子どもたちの長期休暇に合わせて、楽しいワークショップやイベントが盛りだくさん!
いま話題のスイーツや、子どもたちに人気のフードを販売するキッチンカーがやってくることもあるんです。
笑顔があふれるステキなお店。いったいどんな工夫があるのかな?
ということで、店舗マネージャーの吉田美奈子さんと吉田寛美さんに、詳しいお話をお聞きしました。
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52年の歴史と「クジラ」秘話
左から吉田寛美さん、吉田美奈子さん(お二人は姉妹です♪)
― お店の歴史を教えてください。
美奈子さん:リトルペアは昭和46年に宮本町通りで、13坪の小さなお店としてオープンしました。当時は私の両親が「自分の子どもたちに着せたい服」をテーマに子供服の販売をしていたそうです。そして今から30年前にこの富岡バイパス沿いにお店を移転しました。両親は今も現役で、時々お店に立って接客をしています。
― このお店の外観はピンク色のクジラですが、とても可愛くて目を引きますよね。
美奈子さん:以前は真っ白い建物だったんですが、今から20年前に私のアイディアでピンク色のクジラに塗り替えました。私自身が「海が好き」ということで、海や夏を感じられるテーマのお店にしたいと思い…クジラにしちゃいました(笑)。
「海が好き」という思いは店内の商品にも反映されていて、夏のあいだは水着や海水浴・プール関連の商品をたくさん揃えています。このお店で「夏のワクワク感」を感じてもらえたら嬉しいです。
― クジラの外観にはそんなストーリーがあったんですね!遊びゴコロを感じてなんだか嬉しくなります。
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このまちで子育てを応援したい
ーお店を始めて50年以上経ちますが、時代とともに店頭に並ぶ商品は変わっていますか?
美奈子さん:こちらで扱う商品は育児に必要な物なので、本質的には変わっていないと思います。とは言え時代の影響は受けていて、今の時代に必要とされる新商品は増えていると感じます。
私たちのお店では、品質の良いものをお客様に長く使ってほしいという願いもあり、流行りのキャラクターものなどはあまり置いていないんです。
― なるほど、たしかにリトルペアで買った洋服は型崩れしないので、おさがりとしても重宝しています!では、このお店が大切にしていることはどんなことでしょうか?
美奈子さん:子供服を売るだけではなく、このお店に来てくれるお母さんお父さんに寄り添いたい、という気持ちを常に持っています。子育ては本当に大変なことが多いと思うので、気分転換にお子さんを連れてこのお店に来てもらえたら嬉しいですね。親子ともに「家の外へ出てみたらちょっと気分が良くなる」ということもありますから、気軽にふらっと立ち寄ってリフレッシュしてもらえるような、そんなお店でありたいです。
― リトルペアに来るとアットホームな雰囲気を感じます。きっと私以外のお客さんも、この温かさに惹かれて通っている方は多いと思います!
美奈子さん:そう言っていただけると本当に嬉しいです。お客さんだけでなく、スタッフもこのお店が好きで、ずいぶんと長く勤続してくれている子が多いんです。スタッフみんなが家族のように仲良しなところも自慢です。
——— ここでスタッフのおひとりにお話を伺いました。
スタッフ三田さん:私は20代前半からこのお店で働き始めて、もう10年以上経ちます。結婚出産を経て「またここで働きたい!」と思い、戻ってきました。今は高崎に住んでいますが、このお店の居心地が良すぎて、もう他のお店では働けません(笑)。美奈子さんと寛美さんは私たち従業員をとても大切にしてくれて、仕事のことだけではなく子育て中の悩みもいろいろと聞いてくれて。。こんなに素敵なお店で働けることが嬉しいです。
― お店の雰囲気が良いのは、みんなが仲良しだから、ということでしょうね。
― 最後に、富岡市で生まれ育った吉田さんが感じる、この街の魅力とは?
寛美さん:富岡市は緑が多くのんびりした雰囲気があり、災害も少ないので安心して住める場所だと思います。都会過ぎず田舎過ぎない「ほどよいカンジ」が好きですね。昔からある美味しいご飯屋さんもあるし、最近はオシャレなお店もできたりしていて、そんなところもお気に入りです。学生時代に東京で暮らしたことがありますが、一度外に出てみると、この街の良いところを実感しますね。
赤ちゃんと子供の夢工房【リトルペア】
◎オンラインショップはコチラ
◎新作入荷やイベント情報などはインスタグラムでお知らせしています
⇒ リトル•ペア富岡製糸場店(@littlepairtomioka)
☆リトルペア誕生祭☆ 開催します!
9/15(金)~ 誕生祭・第一弾はベビーフェア♪
9/22(金)~ 誕生祭・第二弾は秋服アウトレットセール♪
期間中はワークショップや子ども向けゲーム(参加賞あり!)韓国かき氷の販売もありますよ〜!!詳しくはインスタグラムでお知らせします。
取材に訪れた夏休み中のある日のこと。お孫さん、パパさん、おばあちゃんの三世代でお買い物を楽しむご家族がいらっしゃいました。
お話を聞いてみると、「毎年夏休みに孫が富岡に帰省してくれるんです。そのときはいつも、リトルペアで好きな洋服を選ばせて買ってあげるんですよ~。」と笑顔で語ってくれたのが印象的でした。
50年以上にわたりこの地域でお店を構える【リトルペア】のピンク色のクジラは、きっと大きな愛情でたくさんの家族を受け入れてきたことでしょう。
これからもずーっとこの街のシンボルでいて欲しい。そして地域の家族を見守っていてほしい…。そう願いたくなるような、温かい気持ちになりました。
(マツオ)