富岡市の暮らしと移住のWEBマガジン
まゆといと

2019.05.28 お店紹介、体験

知りたい!富岡市内のパン屋さん

新たな依頼がまゆといと編集部に舞い込んできました。

 

「富岡市内のパン屋さんを教えてください。」

 

わかりました。お安い御用です!

 

それでは富岡市内の個人経営のパン屋さんを、一気にパパパーンと創業年順にご紹介します!

 

 


 

 

『富光堂』

 

住所:富岡市一ノ宮1346-6

TEL : 0274-62-2019

営業時間:9時〜18時半

定休日:月

駐車場:5台程度(嶋崎屋と共同)

創業年:大正10年

 

 

え、いきなりパン屋さんじゃない…和菓子屋さん…?

とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、創業当初からお菓子とパンの製造を行っているお店です。

 

現在製造しているパンは、食パンのみ。注文を受けてからスライスし、ジャムやバターなどを挟みます。

 

最低限必要な材料のみで作られる食パンは、驚くほど柔らかいのが特徴。いつまでも触れていたくなるほどふんわり・しっとりとしたパンは、甘いサンドにぴったりです。

 

連携プレーで手早くサンドを作る店主の富澤英彰さんと妻の弓子さん。

 

サンドに使われているあんこはもちろん自家製。北海道産小豆を使用した手練りのあんこは、栗が混ざっているのも人気の秘密です。

 

当初5種類だったメニューは現在15種類。人気トップ3は以下の通り!

《1位 ピーナツ、2位 ジャムバターミックス、3位 あんバターミックス》

 

10時〜12時に来店すれば90%購入可能とのことですが、売り切れてしまうことが多いので事前に電話注文をおすすめします。

 

 


 

 

『パンロード カポック』※閉店しました

 

住所:富岡市中高瀬553-2

TEL : 0274-63-6574

営業時間:月〜金は9時〜18時、土は9時〜14時

定休日:日、祝

駐車場:8台

創業年:昭和52年

 

 

店主の髙瀬雅司さんは東京で修行後、実家がある七日市にお店を開店。20年ほど営業したのち、現在の場所(しののめ信用金庫高瀬支店の向かい)に移転しました。

 

開店当初から独自の製法で作られているこだわりの生地は、もっちりとして、焼き立てはもちろん冷めても美味しいのが特徴。

 

焼きそばパンなどの調理パンも、時間が経っても食感が変わらないよう研究を重ねたそうです。もちろん企業秘密!

 

左上の丸いパンが「黒糖パン」。そのとなりが「黒食4枚切り」。

 

黒糖を使った「黒食」と「黒糖パン」は、ブランデーに漬けたレーズンがふっくらとして香りが良く、ファンが多いメニューのひとつ。店頭に並ぶのは月・水・金のみで、焼き上がりは11時半頃だそう。

 

自家製クリームのクリームパンや、生のオレンジ果汁をふんだんに使用したパンもおすすめ!子どもにぴったりな小さいサイズのパンがあるのも嬉しいですね。

 

食パンは10時頃、菓子パンはお昼にかけて次々と焼かれていきます。

少量ずつ様々なパンが焼かれるので、行く度に新しい出会いがあるかもしれませんよ。

 

 


 

 

『小麦屋』

 

住所:富岡市富岡273-1

TEL : 0274-63-4426

営業時間:9時〜17時

定休日:日、月、火、祝

駐車場:5〜6台

創業年:昭和58年

 

 

富岡実業高校の向かいにあるパン屋さんといえばこちら。

東京ディズニーランド開園の年に開店して以来変わらぬ製法で作り続けているパンは、店主の堀越輝雄さんが独自に配合した粉が美味しさの決め手です。

 

一番人気の食パンは、何もつけずそのまま食べても美味しい、甘くてしっとりとした生地が特徴。口コミで評判が広まり、最近は遠方から買いに来るお客さんも増えているとか。

 

食パンの焼き上がりは朝9時頃で、予約は不可。菓子パンはお昼にかけて焼き上がります。

 

 

どこか懐かしさを感じるメニューがたくさんあって、食べると学生時代を思い出します。1個のサイズが大きめなので、食べ盛りの学生に食べさせたい!(ちなみに、高校の向かいにありますが学生はあまり来ないそうです。)

 

「今まで地元の方に育ててもらったので、地元の方に愛され続けたい。それが一番です。」と妻のその子さん。

二人で切り盛りしているため、食パンが欲しい人に行き渡らないことが心苦しいそうですが、富岡の味が多くの人に愛されていると思うとなんだか嬉しいですね。

 

 


 

 

『ベーカリーカフェレストラン ケンケン』

 

住所:富岡市七日市422-5

TEL : 0274-64-3412

営業時間:7時〜19時(カフェは18時半ラストオーダー)

定休日:日

駐車場:35台

イートイン:35席

創業年:昭和63年

 

 

富岡でパン屋さんの話になると、多くの人が真っ先に名前をあげるお店がこちら。

群馬ならではの「みそパン」もあり、富岡製糸場を訪れる観光客にも人気です。

 

メニューの豊富さ、安さ、営業時間の長さ、購入したパンを食べられるカフェの併設など、気軽に利用できる要素が満載。全ては店主の今井健次さんの「普段使いのお店でありたい」という信念の表れです。

 

 

パンだけでなく、から揚げやお好み焼き、いなり寿司といったメニューがあるのは、「朝・昼・晩を完結できるパン屋」でありたいから。高齢のお客さんや好みが分かれる家族など、常に消費者の生活を意識した商品作りを行っているそうです。助かります!

 

「学校から帰宅するとテーブルの上にケンケンのパンが置いてあって、それを食べて夕飯までしのぐっていう。そういう存在がいい。」と今井さん。すでに富岡の多くの家庭で、そんな日常があるんでしょうね。

 

 


 

『田園のパン屋さん PANNA(パンナ)』

 

住所:富岡市神成452-5

TEL : 0274-67-4021

営業時間:8時〜19時

定休日:月

駐車場:10台

創業年:平成8年

 

 

R254を西へ進み下仁田に入る手前の、のどかな風景の中にあるパン屋さん。

ハード系が好きな人も甘くてふわふわなパンが好きな人も満足できる、メニューの幅の広さが魅力の一つです。

 

「ハード系のパンは自家製酵母を使用し、100%天然酵母。時間をかけてじっくり生地を作り、本場フランスに近いものを目指しています」と店主の勅使河原昇さん。

そのパンを使ったサンドイッチ「カスクルート」は確かにフランスで食べた味にそっくり!具は数種類あり、お肉も野菜も入っているので食事にぴったりです。

 

 

他にも食パンやメロンパン、フルーツライなど、あらゆるパンに店主さんのこだわりが詰まっています。ホームページにも書かれていますので、ぜひご覧になってください。

 

パンナのホームページ

 

土日限定の生食パン、11月〜12月中の期間限定のシュトーレン(1本1200円、ハーフ600円)など限定商品もぜひチェックしてくださいね。

 

 


 

 

『ドリーム』

 

住所:富岡市富岡1463-8

TEL : 0274-63-3077

営業時間:8時半〜売り切れじまい

定休日:土、日、月、祝

駐車場:道路沿いに1台、小さい車ならお店の前に5〜6台

創業年:平成9年

 

奥まった所にある小さなお店。店主の中島純子さん(右)とスタッフの田中さん(左)。

 

富岡市役所からひかり公園の方へ歩いていくと、道端に「パン」と書かれたのぼりが立っています。そののぼりを右に曲がり、細い道を進んでください。そこにドリームはあります。

 

「パンは最初、自分の子どものために作っていた。だから子どもに食べさせられるものしか使っていないんです。」と店主の中島さん。

粉は県産小麦を使用し、マーガリンやショートニングは不使用。具材のあんこ、クリーム、きんぴら、カレーなども出来る限り手作をし、使用する野菜は知人に無農薬で栽培してもらうなど、安心して食べられるパンを目指しているそうです。

 

 

素朴な味のパン生地はたっぷり入った具材との相性抜群。一部を除き一律120円と手頃なお値段も嬉しいです。

 

水を使わずに低温殺菌牛乳を使用したミルク食パンや、シンプルだからこそ素材の味が重要な塩パンもおすすめですよ。

 

そしてなんと11月〜2月の間は、たっぷりのお野菜をコトコト煮た「豚汁」もテイクアウト可能。ドリームのパンは豚汁にも合うんです!

 

 


 

 

『スリジェ』

 

住所:富岡市富岡2746

TEL : 0274-67-7508

営業時間:9時〜18時

定休日:日、月

駐車場:4〜5台

創業年:平成24年

 

スリジェはフランス語でサクランボ。桜色の庇とドアがお店の目印。

 

創業35年のさくら珈琲店に併設されたパン屋さんを営むのは、櫻井祐介さん。さくら珈琲店はご両親が経営しています。

 

優しく暖かみのある店内に、丁寧に作られたパンが並ぶ様子はまるでフランスのブーランジェリー。パンの香りとコーヒーの香りに包まれて、なんとも幸せな気持ちに…。

 

「飽きずに毎日食べられる味と価格」を大切にしているという櫻井さん。派手さはなくとも、素材の持ち味を活かしたパンは噛みしめるほどに美味しく、小麦の力強さを感じます。

 

 

粉はほぼ国産小麦を使用。カンパーニュと食パンは、5割県産小麦、残りが北海道産だそうです。どのパンもカリカリ、もっちり、サクサクと食感も楽しく、ワインにもコーヒーにもよく合います。

 

スリジェ・さくら珈琲店それぞれで、700円以上のお買い上げでテイクアウトコーヒー1杯と交換できるチケットがもらえますので、ぜひ一緒に味わってみてください!

 

スリジェのInstagram

 

 


 

 

『つばめベーグル』

 

住所:(新住所)富岡市富岡1419-1 1F

TEL : 0274-77-1170

営業時間:7時〜(ベーグルは売り切れ次第終了)

定休日:月曜日

駐車場:なし

創業年:平成26年

 

自宅の一角にお店を作った店主の佐藤貴子さん。店内には駄菓子や雑貨が所狭しと並ぶ。

 

ベーグル専門店であり、駄菓子屋でもあり、夏はかき氷屋に変身してしまう、遊び心いっぱいのお店です。

☆2022年7月に、上州富岡駅前に移転しました。

 

ベーグルはしっかりもちもちの生地に具材がたっぷりと練り込まれ、かなりの満足感。季節のメニューを取り入れたり、具材の組み合わを面白くしてみたりと、お客さんに喜んでもらうことを考えながら1日20種類以上のベーグルを用意しているそう。

 

 

お昼頃には種類がだいぶ減ってしまうこともあります。予約・取り置きも可能なのでお問い合わせください。

 

また火曜日と金曜日は、おかって市場でもベーグルを販売しています。

 

イベント出店や臨時休業もありますので、下記のページで予定を確認することをおすすめします☆

 

つばめベーグルInstagram

つばめベーグルFacebookページ

 

 


 

 

知らなかったパン屋さんはありましたか?

予習ができたらもう大丈夫。ぜひ新しいお店の扉を開いてみてください!

 

 

(ナカヤマ)