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まゆといと

2019.09.18コラム

norimokuではじめての木工体験「木のおもちゃ作ってみた!」

富岡市南後箇に今年の4月、木工教室と木のおもちゃの制作販売のお店『norimoku』がオープンしました。

 

こちらで木工体験ができると聞き、友人へのプレゼントを探していた私は「せっかくなら自分でオリジナルのおもちゃを作ってみよう!」と決意。

とは言え、本当に自分にできるのか?と不安を抱えながらお店を訪ねました。

 

すみませーん。

 

norimoku代表の赤田篤さん(左)と、工場長で木工教室主宰の吉田憲行さん(右)。

 

 

「初心者でもできますか?何でも作れるんですか??お店の営業中にできますか???」

 

それらの質問に全て「大丈夫ですよ」と返してくださったのは、お店の代表の赤田さん。平日は別のお仕事をしながら、日曜日には義父である工場長の吉田さんと一緒にお店を開けています。

 

こちらの不安を一掃してくれる赤田さんの受け答えから、すでに良いものが作れそうな予感…。それではいってみます!

 

 


 

いざ、はじめての木工体験。

 

 

今回、「車のおもちゃをブタの形で作りたい」という希望を事前に伝えていたところ、この日のためにサンプルを用意してくださいました。私が描いていたイメージにぴったりの素晴らしいデザインだっため、そのまま見本として使わせていただくことに。

 

赤田「まずは下書きをします。紙に書いて型を作れば何度も使えますが、今回は見本をそのままなぞりましょうか。木はどれにしますか?」

 

木が選べるんですね!ではブタっぽい質感の方にします。書き書き…。

 

赤田「いい感じですね。では切ります。」

 

 

 

赤田「糸ノコで切るんですが、まずは練習をしましょう。両手でしっかり木を抑えて、ミシンのようにゆっくり動かしてください。この刃は小学校の授業で使う糸ノコの刃よりも細いので、複雑な形も切ることができるんですよ。」

 

細いということは折れやすいということ…。緊張しますが、やってみます!

 

 

一番小さな木片は赤田さんが切ったもの。断面は驚くほどなめらか。

 

 

ふう…どうでしょうか?

 

赤田「結構いいんじゃないですか。それでは本番行ってみましょう。」

 

 

 

ゆっくりゆっくり…カーブが難しい…腕が疲れた…でもなんだか楽しい…

 

赤田「息してますか?たまに息するのを忘れて真っ赤な顔で切っている人もいるんですよ。」

 

その気持ちわかります!力が入りすぎて両腕がプルプルしてます!

 

 

 

やっと切れました〜。でもお尻の部分が少しボコボコしちゃいました。

 

赤田「削れば大丈夫ですよ。どうします?お尻丸くしましょうか?」

 

やってくださるんですか?お願いします!

 

 

 

赤田「ヤスリ機を使えばすぐできますから。あと、角を取る作業も私がやりますね。使う機械がちょっと危ないので。」

 

いろんな機械があるんですね。木工は中学校の図工の授業以来なので、驚きです。

 

赤田「次にドリルで目の穴を開けましょう。貫通する手前1mmのところで止めたいので、メモリを見ながら回してください。」

 

 

 

緊張の瞬間…あともう少し…あと1mm…

できた!?

 

赤田「完璧です。これで反対側からも穴を開けて貫通させます。」

 

よおおし…やった!できました!成功すると気持ちいいですね!

 

 

先ほどの穴に違う木を差し込んで目に。少し飛び出てしまったのはご愛嬌。

 

 

赤田「次が一番大変な作業です。サンドペーパーでひたすら磨いてください。終着点は無いので、納得するまでどうぞ。

 

本人がどこまでこだわるかで、かかる時間が変わってくるんですね。でも意外と断面が綺麗なので、そこまで大変ではなさそうです。

 

はい、できました!

 

 

吉田さんはビリヤードのキューを製作する仕事に50年携わった木工のプロ。

 

 

赤田「あとは車輪と尻尾をつけます。全て作ると時間がかかってしまうので、車輪はあらかじめこちらで用意してあります。」

 

今まさに吉田さんが切っているのも車輪ですね。使っているのは、糸ノコよりも危険度が高いバンドソー!やはり慣れるとそちらを使うことが多いんですか?

 

吉田「これなら速いから。糸ノコだとどうしても時間がかかっちゃうからね。丸く切るなら目をつぶっててもできるよ。」

 

さすが!

 

 

 

赤田「最後に亜麻仁油を塗ります。食用なので赤ちゃんが舐めても安全です。

 

おや、塗ったとたん高級感が出てきましたね。急に売り物のように見えてきました!(仕上げはみつろうを塗ることもあるそうです。)

 

そして…

 

 

 

ジャジャーン!完成しました!

所要時間は約2時間。自分で作ると愛着が湧いて可愛さ倍増です!

 

細かいところを見ればいびつな部分もありますが、それも手作りならではの味。大満足の仕上がりになりました。

 

想像以上に楽しかった!

 

 

プレゼント用にラッピングも可能。

 

 

私がここまで楽しめたのは、教えてくださった赤田さんと吉田さんから「木工の楽しさを多くの人に知ってほしい」という気持ちが溢れ出ていたからだと思います。

 

みなさんも、やってみるとハマってしまうかもしれませんよ!?

 

さてさて、次は何を作ろうかな〜。

 

 

 


 

 

小さいものなら所要時間約1時間 、料金は¥1,500〜

 

一番小さいサイズのハンドカー。大きさにより料金が異なる。

 

 

料金は使用する木の種類や大きさによって異なります。例えばこちらの小さなハンドカーなら1,500円から製作・購入が可能。予約なしでも、1時間ほどで体験することができます。(混雑状況によって受付できない場合もあります。)

 

ちなみに、今回教えてくださった赤田さんが木工を始めたのは今年の4月からだそう。

「僕も初心者なんです。僕ができるんだから、誰でもできますよ。」

と心強いお言葉をいただきました。

 

そして工場長の吉田さんの技術は日本トップクラス!デザインから全てをこなすプロフェッショナルです。

オリジナル作品を作ってみたいという方はぜひ相談してみてください。

 

 


 

子どもを遊ばせながら木工体験。遊びに来るだけでもOK!

 

 

お店は築100年以上の養蚕家屋をセルフリノベーション。土間に工房があり、広間には遊べる木のおもちゃが並んでいます。

 

仕切りがなく見渡せるので、子どもが遊びに夢中になっている間に親が木工体験をすることも可能。

私も今回子どもを連れてきましたが、おもちゃが豊富なので飽きることなく遊び続けていました。

 

 

 

精巧で、美しくて、温かみがある木のおもちゃは、吉田さんが20年ほど前から作り続けてきたもの。手触りがとても良いので、ぜひ実際に触れてみてください。

 

 


 

お店の情報はインスタグラムで発信中。

 

インスタで紹介後に人気が沸騰した、銘木を使ったアクセサリー。

 

 

営業日は暫くの間、毎週日曜日の10:00~17:00のみとなっています。

 

営業時間の変更や、イベント・新商品などのお知らせは、インスタグラム @norimoku11 で発信中。お問合せはメッセージもしくはEメール:norimoku11@gmail.com まで。

 

※平日利用や団体利用もご相談ください。

 

 

住所:富岡市南後箇1565