富岡市の暮らしと移住のWEBマガジン
まゆといと

2020.02.10 移住生活

今月のハマダさん 〜一月の巻〜

甘楽富岡の山々に囲まれたのどかな場所で暮らすハマダさんが、

日々の生活の中で感じたあんなことやこんなこと。

 

まゆといとでは、ハマダさんのSNSでの呟きを1ヶ月分まとめてご紹介します。

 

新年を迎えたハマダさん。

いろんな構想を練っているようですよ。

 

 


 

濱田 綾乃(はまだ あやの)

2016年、夫婦で京都から富岡市へ移住。同年10月より富岡市地域おこし協力隊として3年間活動。2019年10月からは富岡市移住コンシェルジュ、染織作家としての活動も行いながら、自宅のセルフリノベーションや地域の様々な仕事のお手伝いに奔走中。

 


 

 

 

〈1月1日(水)〉

 

 

明けまして おめでとうございます

今年もよろしく お願いします

 

青空の元旦

気持ちの良い 年明けです

 

三が日は 年賀状作りに勤しみます

 

 


 

〈1月6日(月)〉

 

 

市内に特別支援学校の高等部が新設された時

県から「絹製品を作る授業をするように」と

通達が出ました

 

先生たちは開校の数ヵ月前に講師を探し始め

お話しをいただいたのが私でした

 

技術指導は1年間

先生は私と一緒に授業をしながら

自らも織をゼロから学ばれました

 

男性で美術や技術の先生でもなく

短い期間に織を学ぶのは

不可能だと思っていました

 

織るだけなら織れるようになりますが

何を作るか考え

そのためには どんな布を 織るべきか考え

そのためには どんな道具を 選ぶべきか考え

そのためには どんな糸が合うか考え

その全ての整合性が取れて初めて 布は織られるのです

 

そして 何より心配なのは私の知識不足でした

 

高機で着物と帯しか織ったことがないので

小物類を織った経験も

家庭用の簡易な織機を使った経験もありませんでした

購入する道具の選定は本当に正しかったのか

今でも自信がありません

 

けれどそんな不安をよそに

先生も生徒さんたちも 織を楽しみ 糸と向き合い

想像も出来ないほど 成長されました

 

技術指導を終えた時点で

先生と生徒さんたちの可能性を信じられなかった自分を

恥ずかしく思います

 

#細長い布はキャンバス地のトートバッグの持ち手にしたい

#丸いのはマグネットとブローチになってる

 

 


 

〈1月25日(土)〉

 

 

一日家にいると 鳥の声しか聞こえない

 

そんな浅香入に住んでいますが

平日の昼間に子供たちの声が聞こえてきたので

何ごとか!? と夫とふたり家を飛び出しました

 

辺りを見回してみたら

お向かいの木のオモチャ屋さん@norimoku11さんに

たくさんの園児たち

 

子供の声が聞こえるだけで

地域はイキイキして

幸せな気持ちになれる

 

不思議な力があるのです

 

 


 

〈1月26日(日)〉

 

 

富岡の外から来た女性たち

 

いわゆる移住者以外にも

お嫁に来た人

転勤で来た人

近くの町や村から出て来た人

 

そんな女性たちが集まって

美味しいものを食べながらおしゃべりするだけの

ゆるい移住者女子会を

 

@mayutoito まゆといと編集長さんと

@917kuina さんと

やりたいねー と作戦会議中

 

 


 

〈1月28日(火)〉

 

 

満を持しての

anemone bake

 

思っていた通り

こんなカワイイお菓子を焼いているのは

とっても素敵な女性

 

今後 アレコレ

一緒に楽しいことを

やりたい

 

 


 

〈1月29日(水)〉

 

 

東京からヘトヘトで帰り

コートも脱がず大家さん(猫)の元へ

 

帰宅の挨拶に

ペロペロしていただけば 疲れも忘れ

膝に乗っていただけば

これぞ神が人間界に遣わせた天使と愛で

 

そのお身体を撫でまわし

お腹ペコペコ+足のしびれが限界に達して

立ち上がった瞬間に気付く

 

ずっと大家さん(猫)の

ゲロの上に座っていたという事実

 

コートがー!

 

 


 

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「今月のハマダさん。」は月1回の連載です。

濱田さんに富岡暮らしのことを相談したい方は

sumusumu.tomioka@gmail.com

までご連絡ください。

 

 

今月のハマダさん。〜十二月の巻〜