富岡市の暮らしと移住のWEBマガジン
まゆといと

2023.02.27 レジャー、公園

おでかけしようよ ふらっとTOMIOKA ~看板編~

とみおかの魅力のひとつに「ノスタルジーあふれるレトロな街並み」がありますよね。

そのレトロ感を醸し出している存在が、建物や看板ではないでしょうか。

昭和の面影を残すレトロなものや、カラフルでかわいいもの、ちょっと個性的な攻めたタイプのもの・・・

 

そんな日常にあふれる愛しの看板をめぐる旅をしてみたい!

 

ということで、今回はグッとくる看板やシブい建物を眺めつつ、まゆといと流「こんなまち歩きもありますよ〜」をお届けしたいと思います。

 

ご一緒してくれる旅トモは、『まゆといと』編集員のナカヤマさんです!

なにげに一緒にお散歩するのはお初デス♪

 

 

看板めぐり旅のコース◆

◎上州富岡駅〜宮本町通り〜銀座通り…まちなかの細い路地裏をカンを頼りに歩いてみる。(このあたりはレトロな看板や哀愁ただよう建物がひしめき合っています。)

◎ちょっとキニナルあの場所へ行ってみよう♪

 

それでは行ってみましょう〜♪

 

 

 


 

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レトロでかわいい看板の宝庫♪

 

 

上州富岡駅周辺から宮本町通りの裏道へと歩いていると…

どこを撮っても絵になる看板のオンパレードです!

 

 

おさんぽ開始早々「ハネムーン」の文字に大盛りあがり。

 

 

銀座通りの岡重肉店は看板好きには外せないスポット。

 

 

「あれ見て!」

 

 

御金処…お食事処みたいな書き方(笑)

 

 

心にグッと響くような看板を探しながら路地裏を歩いていると、時間の流れが止まっているかのような錯覚すら覚えます。

 

昭和時代からいまもなお現役で使われている看板。

役目を終えてひっそりと時代を見守る看板。

色褪せてしまったものや錆びた部分さえも、アートに感じませんか?

 

長いあいだ雨風にさらされてこの街を見つめてきた愛おしい看板たち。

その佇まいに、じんわりと温かい気持ちが込み上げてきます。

 

 

錆、独特の字体、謎の顔…よくぞ現存してくれました!

 

 

パッケージツアー全盛期やフィルムカメラの時代を思い出しますね。

 

 

哀愁、ユーモア、儚さ…ガラス窓も見どころたくさん。

 

 

お店が定休日でも楽しめるのが、看板さんぽのいいところ。

 

 

建物の窓枠やガラスなどにも目が行ってしまうナカヤマさんと私。本当の意味でのビンテージものが、街には溢れているんです。

 

経年劣化した看板や建物を見ていると、当時はこの街もギラギラと活気に満ちていたんだろうな…と、ひと昔前に思いを馳せてしまいます。

こんなふうに思えるまちって、なかなか貴重な存在ですよね?

 

 

 

さてさて、まちなかのお散歩を充分に満喫したので、お次はかねてから気になっていたあの場所へ、いざ出発!

 

 

 


 

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キニナル看板のあの人に会ってみた!

 

 

田篠にある『石匠苑』の展示場前を通るたびに気になっていたコチラの看板。その名も《社長のひとりごと》

 

 

 

 

 

以前からこの看板を見てはニヤリとしていた私。文章もさることながら、味のある字体が絶妙でたまりません。この社長さんに会っていろいろと聞いてみたいな…

 

ということで、石匠苑の小堀良夫社長にお話を伺ってきました!

 

 

 

 

ー 《社長のひとりごと》という看板を作ったきっかけは?

 

小堀社長:この展示場の目の前に信号機があるので、信号待ちをしている通行人や運転中の方に、この看板を見ることで気分よくなってもらえたら、という思いで始めました。これを見てニヤッとしたり、ホッとしたり…そんなユーモアを共有できたらいいなと。

 

ー 私も毎回楽しみにしています。こういったことは昔から書かれていたのでしょうか?

 

小堀社長:もともと字や言葉を書くことが好きで、川柳のまねごとを書いたりしていました。それから「ひとりごと」を書くのも面白いなということで、思いついた文を書くようになりました。《社長のひとりごと》の掲示を始めてみると周りからの反響が結構あって、「アレは良かった!面白かった!」と言ってもらえるのが嬉しいですね。

 

ー 字体も味があって素敵ですね。

 

小堀社長:字が上手すぎてもよくないので、みんなに親しんでもらえるような文字を書くようにしているんです。そのほうが面白いでしょ?(笑) 文に添えている顔文字もポイントで、笑顔だったり泣いていたりと、これがうまいこと効いているんです。

 

ー これからも《社長のひとりごと》を楽しみにしています!!

 

 

 

 

令和元年から掲示板に掲げているという《社長のひとりごと》。 歴代のひとことが収められた作品集を見せていただきました。

どれもこれもじわじわくる絶妙な面白さで、社長のセンスに脱帽です!いつか一冊の本となって刊行されたら嬉しいですね☆

 

 

石匠苑のインスタグラムでは《社長のひとりごと》の紹介もしています☆

石匠苑のインスタグラム

 

展示場では気軽に石の見学ができるので、ぜひお散歩がてらお出かけください。

 

 

石匠苑ホームページ

 

 

 


 

 

いかがでしたか?街には目を引く看板があふれていますね。

 

看板の写真を撮っていると、住民の方から「昔、このあたりはずいぶん賑やかだったんだよ〜」と昔話を聞かせてもらうこともありました。

また、自分の趣味や好みのものにスポットを当ててのお散歩は、なかなか楽しいものでした♪

 

この街が持つ魅力はまだまだたくさんありそうですね!みなさんの「ジブン流とみおか散歩」などありましたら、ぜひお知らせください!!

 

やっぱり富岡っておもしろい。

次はどんな旅をしてみようかな…♪

 

(マツオ)